分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成リファレンス COBOL言語編

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CBLDCMCF('MAINLOOP')

名称

MHPのサービス開始

形式

PROCEDURE DIVISIONの指定

 
CALL 'CBLDCMCF' USING 一意名1
 

DATA DIVISIONの指定

 
01 一意名1.
   02 データ名A  PIC X(8) VALUE 'MAINLOOP'.
   02 データ名B  PIC X(5).
   02 FILLER    PIC X(3).
   02 データ名C  PIC X(16).
 

機能

アプリケーション名に該当するサービスプログラムへのスケジュールを受け付けます。CBLDCMCF('MAINLOOP')は,MHPのメインプログラムから呼び出します。プロセスで1回だけ呼び出してください。

CBLDCMCF('MAINLOOP')を呼び出してから,OpenTP1からMHPの終了が要求されるまで,CBLDCMCF('MAINLOOP')はリターンしません。

UAPで値を設定するデータ領域

●データ名A

MHPのサービス開始を示す要求コードを「VALUE 'MAINLOOP'」と設定します。

●データ名C

「LOW-VALUE」を設定します。

OpenTP1から値が返されるデータ領域

●データ名B

ステータスコードが,5けたの数字で返されます。

ステータスコード

ステータスコード 意味
00000 OpenTP1からMHPの終了が要求されました。MHPはすぐにプロセスの終了処理をして,CBLDCMCF('CLOSE ')と CBLDCRPC('CLOSE ')を呼び出してから,メインプログラムをSTOP RUNで終了してください。
70900 データ名に設定した値が間違っています。
70901 CBLDCMCF('MAINLOOP')を呼び出す前に,CBLDCRPC('OPEN ')を呼び出していません。
70902 サービスを開始できませんでした。
70903 ローカルメモリが不足しました。
72016 データ名Cに設定した値が間違っています。
72028 データ名Aに設定した値が間違っています。