Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


queinit

〈このページの構成〉

名称

メッセージキュー用物理ファイルの割り当て

形式

queinit 〔-r〕 〔-s レコード長〕 〔-n レコード数〕 物理ファイル名

機能

メッセージキューサービスがメッセージキューとして使用する物理ファイルを割り当てます。

割り当てる物理ファイルの大きさは,入出力キューに格納する論理メッセージのサイズとメッセージの最大数より見積もってください。詳細については,「付録G メッセージキュー用物理ファイルの見積もり式」を参照してください。

queinitコマンドを入力する前にOpenTP1ファイルシステムを初期設定していない場合は,初期設定してください。

オプション

●-r

指定したファイルがすでにあり,再び物理ファイルを割り当てるときに指定します。このオプションの指定を省略すると,指定したファイルがすでにあった場合,エラーになります。

●-s レコード長

〜((ファイルシステム初期設定時に指定したセクタ長〜32768(32K)バイトで,セクタ長の倍数))《2048》(単位:バイト)

レコード長を指定します。

セクタ長は次のとおりです。

  • キャラクタ型スペシャルファイルの場合:filmkfsコマンドの-sオプション指定値

  • 通常ファイルの場合:512バイト

●-n レコード数  〜((1〜262144))《4096》

レコード長に指定した長さのレコード領域を,何レコード分確保するかを指定します。

コマンド引数

●物理ファイル名  〜〈パス名〉

物理ファイルとして割り当てるファイル名を完全パス名で指定します。