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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


namunavl

〈このページの構成〉

名称

OpenTP1起動通知情報の強制的無効化

形式

namunavl { -l | 〔-g〕-n "ノード名"〔,"ノード名"…〕}

機能

このオペランドの引数に指定したノード上で起動するOpenTP1からの起動通知情報を,強制的に無効化します。このコマンドを使用すると,通信先からの起動通知を受け取らない場合でも,コマンド実行後は新たにコネクションを確立し直すため,正常に通信できるようになります。

オプション

●-l

このオプションが指定された場合,OpenTP1起動時に通信障害となって起動通知できなかったIPアドレスを出力します。出力されたIPアドレスには起動通知されていないため,そのIPアドレスで起動するOpenTP1では正常に通信できなくなる場合があります。その場合には,通信できなくなったOpenTP1でnamunavlコマンドを実行する必要があります。

起動通知が通信障害となっているかどうかは,システムログ中のKFCA00642-Wメッセージが出力されているかどうかで判断できます。

●-g

このオプションが指定された場合,再確認メッセージ(KFCA00644-R)の出力を抑止します。

●-n "ノード名"〔,"ノード名"…〕  〜〈1〜255文字の識別子〉

起動通知された情報(通知時刻)を無効化するOpenTP1が起動するノード名を指定します。このオプションを省略することはできません。また,繰り返して指定することもできません。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFCA33619-E

ネームサービス起動中のため,(namunavl)コマンドが受け付けられません

標準エラー出力

注意事項