Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


jnlmkrf

〈このページの構成〉

名称

ジャーナル関係のファイルの回復

形式

jnlmkrf {-j trf|-j srf -s サーバ名} アンロードジャーナルファイル名
        〔〔△アンロードジャーナルファイル名〕…〕

機能

OpenTP1の再開始中に障害が発生したジャーナル関係のファイルを回復します。

オプション

●-j trf

トランザクションリカバリジャーナルファイルを回復します。

●-j srf

サーバリカバリジャーナルファイルを回復します。

●-s サーバ名  〜〈1〜8文字の識別子〉

サーバリカバリジャーナルファイルを回復する場合に,対象となるサーバの名称を指定します。

-jオプションでsrfを指定している場合,必ず指定してください。指定を省略すると,コマンドエラーとなります。

-jオプションでtrfを指定している場合,-sオプションを指定しても-sオプションの指定は無視されます。

コマンド引数

●アンロードジャーナルファイル名  〜〈パス名〉

ジャーナル関係のファイルを回復するのに必要なジャーナルが含まれているシステムジャーナルファイルに対して,jnlunlfgコマンドを実行して作成したアンロードジャーナルファイルの名称を指定します。

アンロードジャーナルファイルが複数ある場合は,そのアンロードジャーナルファイルをすべて指定してください。アンロードジャーナルファイル名は64個まで指定できます。複数のアンロードジャーナルファイルを指定する場合は,アンロードジャーナルファイル名とアンロードジャーナルファイル名との間を空白で区切ります。指定するアンロードジャーナルファイルの世代は,順不同でかまいません。

指定したアンロードジャーナルファイルでジャーナルの通番抜けがある場合は,ジャーナル関係のファイルの回復を中止します。