Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


jnlatunl

〈このページの構成〉

名称

自動アンロード機能の制御

形式

jnlatunl -j sys {-i|-b|-t〔-w〕}

機能

自動アンロード機能を制御します。次の制御ができます。

オプション

●-j sys

システムジャーナルファイルに対して操作することを示します。このオプションは必ず指定してください。

●-i

自動アンロード機能の動作状態を表示する場合に指定します。

●-b

OpenTP1稼働中に,自動アンロード機能を再開始する場合に指定します。再開始直後のアンロードジャーナルファイル格納ディレクトリには,前回稼働時の最後に使用していたディレクトリを使用します。

●-t

自動アンロード機能を中断する場合に指定します。実行中のアンロードは強制終了します。

●-w

-tオプションを指定して自動アンロード機能を中断する場合に,アンロードを実行中の世代に対するアンロードが完了するまでは,コマンドの終了を遅延させるときに指定します。このオプションは,-tオプションを指定したときだけ有効です。なお,-tオプションを指定して-wオプションを省略した場合は,jnlatunlコマンドを実行した時点で自動アンロード機能を中断し,実行中のアンロードを強制終了します。

このオプションを指定すると,アンロード完了の最大応答待ち時間は,約9時間(32768秒)となります。この時間を経過してもアンロードが完了しない場合は,その時点で自動アンロード機能を中断し,実行中のアンロードを強制終了します。

出力形式

●-iオプションを指定した場合

状態      アンロード中ファイルグループ   アンロード先ディレクトリ
aa....aa  bb....bb                       cc....cc
現用世代情報
ファイルグループ  世代番号    ランID       アンロード時ファイル名
dd....dd          ee....ee    ff....ff     gg....gg

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFCA01141-E

実行環境がジャーナルファイルレスモードのため,コマンドを実行できません

標準エラー出力

KFCA01160-I

ジャーナルユティリティサービスを開始しました

メッセージログファイル

KFCA01161-I

ジャーナルユティリティサービスを終了しました

メッセージログファイル

KFCA01162-E

ジャーナルユティリティサービスを開始できません

標準エラー出力

KFCA01163-W

ジャーナルユティリティサービスの終了中に障害が発生しましたが,このまま続行します

メッセージログファイル

KFCA01168-W

アンロードを中止します

メッセージログファイル

KFCA01169-W

定義句に誤りがあります。ジャーナルファイルの自動アンロード機能を使用しないモードで起動します

メッセージログファイル

KFCA01170-I

ジャーナルファイルの自動アンロードを開始しました

標準エラー出力

KFCA01171-I

ジャーナルファイルの自動アンロードを開始します

メッセージログファイル

KFCA01172-I

ジャーナルファイルの自動アンロードが完了しました

メッセージログファイル

KFCA01173-W

ジャーナルファイルの自動アンロード機能を停止しました

メッセージログファイル

KFCA01174-W

自動アンロード処理中ですが,処理を中断します

メッセージログファイル

KFCA01175-I

自動アンロード処理の終了を待ち合わせています

メッセージログファイル

KFCA01176-I

自動アンロード先ディレクトリに設定します

メッセージログファイル

KFCA01177-E

自動アンロードでファイルに障害が発生しました

メッセージログファイル

KFCA01178-E

自動アンロードの処理中に障害が発生しました

メッセージログファイル

KFCA01179-W

自動アンロード先ディレクトリを切り替えることができません

メッセージログファイル

KFCA01299-I

ヘルプメッセージ

標準出力

KFCA01280-E

jnlatunlコマンドの処理が失敗しました

標準エラー出力

注意事項