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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


1.3.3 OpenTP1の内部制御用資源の確保

OpenTP1が内部制御用に使用するOSの資源を確保するには,dcmakeupコマンドを使用します。dcmakeupコマンドを実行すると,資源を確保し,OpenTP1ディレクトリ下に格納します。確保する資源の数は,OpenTP1ディレクトリ下のシステム定義から解析します。

プロセスサービス定義のprc_process_countオペランドの値を変更した場合は,dcsetupコマンドを実行したあと,dcstartコマンドを実行する前に,必ずdcmakeupコマンドを実行してください。

dcmakeupコマンドを実行しなかった場合,OpenTP1の開始処理でこのコマンドの処理が実行されますが,十分な数の資源を確保するのに時間が掛かることがあります。