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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


付録F.5 TP1/FS/Table Access

TP1/FS/Table Accessが出力するファイルの一覧を次の表に示します。各ファイルの詳細な説明については,表F-10を参照してください。

表F‒9 TP1/FS/Table Accessが出力するファイル一覧

項番

名称

ファイル名または

ディレクトリ名

バージョン

タイプ

ファイル形式

取得

タイミング

削除可否

1

オンラインTAMバックアップ取得時の一時ファイル

$DCDIR/tmp/.dctamdN

(N:1〜9999999)

初期

J

バイナリ

tambkupコマンドに-oオプションを指定して実行したとき

(tambkup)

2

共用メモリ情報ファイル(TAM用)

$DCDIR/tmp/tammemfile

初期

J

バイナリ

OpenTP1を起動したとき

×

3

論理ファイル回復時の一時ファイル

(tamfrcコマンド実行ディレクトリ)/.dctamPID

初期

J

バイナリ

tamfrcコマンドの-jオプション未指定かつオンライン中バックアップファイル指定で実行したとき

(tamfrc)

(凡例)

J:制御ファイル,一時ファイル

□:コマンド終了時に削除します。( )内は該当するコマンド名です。

×:削除してはいけません。

TP1/FS/Table Accessが出力するファイルの説明を次の表に示します。

表F‒10 TP1/FS/Table Accessが出力するファイルの説明

項番

名称

関連する定義

サイズ

最大ファイル数

説明

1

オンラインTAMバックアップ取得時の一時ファイル

なし

バックアップ対象のTAMファイルサイズ

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。tambkupコマンドに-oオプションを指定して実行したときに,TAMファイルのバックアップ内容を一時的に格納するファイルです。

2

共用メモリ情報ファイル(TAM用)

なし

4バイト

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。

3

論理ファイル回復時の一時ファイル

なし

96バイト

1ファイル

OpenTP1の動作を制御するファイルです。tamfrcコマンドの-jオプション未指定かつオンライン中バックアップファイル指定で実行したときにコマンドを実行したディレクトリ下に内部情報を一時ファイルに出力します。