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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


xarinit

〈このページの構成〉

名称

XARファイルの作成

形式

xarinit -f 物理ファイル名 -n レコード数 〔-s レコード長〕

機能

OpenTP1ファイルシステム内にXARファイルを作成し,オンラインで使用できるように初期設定します。

オプション

●-f 物理ファイル名  〜〈パス名〉

作成する物理ファイル名を完全パス名で指定します。すでに存在する物理ファイルを指定するとエラーになります。

●-n レコード数  〜〈符号なし整数〉((1〜8192))

作成するXARファイルのレコード数を指定します。

作成されるXARファイルには,管理用レコードとして1レコードが追加されます。

●-s レコード長  〜〈符号なし整数〉(単位:バイト)

作成するXARファイルのレコード長を指定します。OpenTP1ファイルシステム作成時(filmkfsコマンド)に指定したセクタ長(UNIX通常ファイルの場合512バイト)の倍数を指定してください。このオプションの指定を省略すると,OpenTP1ファイルシステムのセクタ長がXARファイルのレコード長になります。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFCA32017-E

プロセス固有領域のメモリ不足で処理を続行できません

標準エラー出力

KFCA32025-E

指定したXARファイルのパス名に誤りがあります

標準エラー出力

KFCA32026-E

指定したXARファイルのスペシャルファイルに対するアクセス権がありません

標準エラー出力

KFCA32027-E

XARファイルのオープンでシステムの上限値を超えました

標準エラー出力

KFCA32028-E

XARファイルに対してI/Oエラーが発生しました

標準エラー出力

KFCA32029-E

メモリ不足のため処理を続行できません

標準エラー出力

KFCA32030-E

ファイルシステム作成時のシステムとバージョンが異なっています

標準エラー出力

KFCA32031-E

XARファイルを割り当てるスペシャルファイルはOpenTP1ファイルシステムとして初期化されていません

標準エラー出力

KFCA32032-E

指定されたXARファイル名に誤りがあります

標準エラー出力

KFCA32033-E

指定されたXARファイルはすでに存在します

標準エラー出力

KFCA32034-E

OpenTP1ファイルシステムのファイル容量が不足しました

標準エラー出力

KFCA32035-E

OpenTP1ファイルシステムのファイル数の上限値を超えました

標準エラー出力

KFCA32037-E

指定したXARファイルはほかのプロセスで使用中です

標準エラー出力

KFCA32103-E

xarinitコマンドの使用方法が不正です

標準エラー出力

KFCA32106-I

ヘルプメッセージ

標準出力

KFCA32107-E

レコード数の指定に誤りがあります

標準エラー出力

KFCA32108-E

指定されたXARファイル名の長さが64文字以上です

標準エラー出力

KFCA32162-E

レコード長の指定に誤りがあります

標準エラー出力

注意事項