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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


tamrm

〈このページの構成〉

名称

TAMテーブルの切り離し

形式

tamrm TAMテーブル名

機能

指定したTAMテーブルをオンラインから切り離します。

tamrmコマンドを実行する前に,tamholdコマンドで,TAMテーブルを論理閉塞してください。

障害閉塞状態のTAMテーブルもオンラインから切り離すことができます。

TAMサービス定義のtam_max_tblnumに指定した最大数分のTAMファイルをオンラインで使用した場合は,tamrmコマンドでオンラインから切り離しても,新たにtamaddコマンドでの追加登録はできません。ただし,オンラインから切り離したTAMテーブルとファイル属性が同じTAMテーブルの場合は,追加登録ができます。

コマンド引数

●TAMテーブル名  〜〈1〜32文字の識別子〉

削除するTAMテーブルの名称を指定します。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFCA01701-E

メモリ不足です

標準エラー出力

KFCA01703-E

TAMサービスのアドレス情報を検索できません

標準エラー出力

KFCA01704-E

TAMサービスが起動されていません

標準エラー出力

KFCA01707-E

TAMテーブル名が誤っています

標準エラー出力

KFCA01712-E

コマンドで指定した引数の数が正しくありません

標準エラー出力

KFCA01748-I

TAMテーブルの削除を完了しました

メッセージログファイル

KFCA01753-E

タイムアウトとなりました

標準エラー出力

KFCA01757-E

TAMテーブル名の文字数が32文字を超えています

標準エラー出力

KFCA01761-E

I/Oエラーが発生しました

標準エラー出力

KFCA01765-E

TAMサーバのV/Rが誤っています

標準エラー出力

KFCA01767-E

RPCでネットワーク障害が発生しました

標準エラー出力

KFCA01770-E

TAMサービスが終了処理中です

標準エラー出力

KFCA01775-E

定義解析中にエラーが発生しました

標準エラー出力

KFCA02855-I

ヘルプメッセージ

標準出力

KFCA02859-E

指定したTAMテーブルは閉塞されていません

標準エラー出力

KFCA02875-W

トランザクション実行中のため,削除処理を再試行します

標準エラー出力

KFCA02893-E

トランザクションが完了しないため,再試行処理を中断します

標準エラー出力

注意事項

TAMテーブルをオンラインから切り離した状態で,オンラインダウンなどの要因で,オンラインを再開始した場合,TAMテーブルのファイル属性(レコード長,レコード数など)は引き継がれません。