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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


jnlinit

〈このページの構成〉

名称

ジャーナル関係のファイルの初期設定

形式

jnlinit -j jnl|cpd|srf -f 物理ファイル名 -n OpenTP1レコード数

機能

OpenTP1ファイルシステム下にジャーナル関係のファイルを作成し,オンラインで使用できるように初期設定します。

オプション

●-j jnl|cpd|srf

初期設定するジャーナル関係のファイルを指定します。

jnl:システムジャーナルファイル,またはアーカイブジャーナルファイル

cpd:チェックポイントダンプファイル

srf:OpenTP1ファイルで作成するサーバリカバリジャーナルファイル

●-f 物理ファイル名  〜〈パス名〉

初期設定する物理ファイル名を完全パス名で指定します。

-jオプションでjnlを指定したシステムジャーナルファイルの場合,システムジャーナルサービス定義の定義コマンドjnladdpfの物理ファイル名に指定した名称と同じ名称を指定してください。

-jオプションでjnlを指定したアーカイブジャーナルファイルの場合,アーカイブジャーナルサービス定義の定義コマンドjnladdpfの物理ファイル名に指定した名称と同じ名称を指定してください。

-jオプションでcpd,またはsrfを指定した場合,チェックポイントダンプサービス定義の定義コマンドjnladdpfの物理ファイル名に指定した名称と同じ名称を指定してください。

すでにある物理ファイルを指定するとエラーになります。

●-n OpenTP1レコード数  〜〈符号なし整数〉((12〜524287))

初期設定するOpenTP1ファイルのレコード数を指定します。

なお,ここでいうレコードとは,ジャーナルサービスが管理するOpenTP1ファイルシステム上の4096バイトの領域のことです。

-jオプションでjnlを指定する場合は,-nオプションには次に示す値以上を指定してください。

  • システムジャーナルファイルのとき:

↑((システムサービス定義のjnl_max_datasize値)+336)/ 4096↑+12

  ↑↑:小数点以下を切り上げます。

  • アーカイブジャーナルファイルのとき:260

注意事項