Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


11.1.2 障害が発生したときに確認する事項

障害が発生したときの確認事項を製品ごとに説明します。

OpenTP1関連製品で共通の確認事項
  • OpenTP1製品のバージョン

    正確なバージョンを確認してください。修正版の場合,バージョン表記に追加されたコードも確認してください。

    例:07-00-01,06-03-/Aなど

  • 現象発生日時

  • 複数ノードが関連する場合,ノード間の時刻差

  • 現象発生時のマシンの負荷状態(CPUが高負荷であるなど,わかる範囲で確認してください)

  • 現象が発生した環境が本番環境かどうか

  • ユーザサーバでエラーが発生している場合,現象が発生したユーザサーバの動作実績

  • 現象発生直前のOpenTP1環境に対する変更点

TP1/Clientをご使用の場合の確認事項
  • TP1/Clientが動作するサーバと通信相手サーバの間の時刻差

TP1/Message Queueをご使用の場合の確認事項
  • 接続している相手製品の名称

  • 接続相手が他社製品の場合,現象発生時の他社製品の調査見解

TP1/Message Queue - Accessをご使用の場合の確認事項
  • ユーザアプリケーションが使用しているMQCクライアント機能の種別

  • XA連携を使用している場合,使用しているトランザクションモニタの製品名称