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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


9.3.1 自動系切り替え

実行系OpenTP1に障害が発生した場合,自動的に待機系OpenTP1と切り替えます。

系切り替えの契機となる障害を次に示します。

  1. 系障害

    • 系のハードウェア障害や電源断

    • カーネル障害

    • HAモニタ障害

    • RS-232Cアダプタ障害

    • 系のスローダウン

  2. ハード障害

    • OpenTP1の論理エラー

    • リソースの障害でシステムの運転が続行できない場合

    • 通信管理(XNF/S-E2など)障害

    • OpenTP1の沈み込み