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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


7.4.10 スワップ先のファイルグループがないとき

ユーザは,必ずスワップできるようにスワップ先にできる待機のファイルグループを用意しておく必要があります。ファイルグループが満杯になったり,ジャーナルの出力時に障害が発生したりしてスワップするとき,スワップ先にできる待機のファイルグループがないと,OpenTP1は異常終了します。

スワップ先のファイルグループがなくてOpenTP1が異常終了した場合,jnlunlfgコマンドでファイルグループをアンロードし,障害となったファイルグループがあれば,障害を取り除いてOpenTP1を再開始します。再開始を試みてもOpenTP1を開始できない場合は,アーカイブジャーナルサービス定義でONL指定のファイルグループを新たに指定し,OpenTP1を再開始してください。

また,グローバルアーカイブジャーナルサービス中の被アーカイブノードが,システムジャーナルのスワップ先がなくてシステムダウンした場合,次のように対処してください。