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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


5.4.4 論理端末の出力キューの内容複写

端末障害が発生したような場合,mcftdmpquコマンドで出力キューに滞留しているディスクメッセージの内容を確認できます。mcftdmpquコマンドを実行すると,出力キューの内容が指定したファイルに複写されます。-aオプションを指定すると,以前mcftdmpquコマンドを実行したときの複写先ファイルに,出力キューの内容が再び追加書き込みされます。

ただし,mcftdmpquコマンドを単独で使用する場合は,mcftdmpquコマンドを実行する前にmcftdctleコマンドで論理端末を閉塞しておく必要があります。また,mcftdlqleコマンド(出力キューの削除)と組み合わせてmcftdmpquコマンドを使用する場合は,mcftdmpquコマンドを実行する前にmcfthldoqコマンドで出力キュー処理を保留しておく必要があります。このとき,mcftdlqleコマンドの-dオプション(削除種別)にはdiskを指定してください。