Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


4.7.14 TAMファイルのレコード数の拡張

すでにデータが格納されているTAMファイルのレコード数を拡張する手順を次に示します。

  1. tambkupコマンドの-dオプションでTAMファイルからユーザデータだけをバックアップします。

  2. tamdelコマンドでTAMファイルを削除します。

  3. 1.でバックアップしたデータファイルをtamcreコマンドの入力ファイルとして割り当て,TAMファイルを再作成します。このとき,-mオプションで拡張後の最大レコード数を指定します。

tamcreコマンドでレコード数を拡張した新規ファイルを作成したあと,tamrstrコマンドでリストアしても,バックアップファイル内の制御情報で,作成済みTAMファイルの制御情報が上書きされるため,レコード数は拡張されませんので注意してください。