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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


4.6.1 DAMファイルの作成

ユーザは,OpenTP1ファイルシステムを作成したあと,damloadコマンドを使用して,DAMファイルを作成します。このとき,OpenTP1ファイルシステムのアクセス権はユーザ用としてください。また,物理ファイルの名称はDAMサービス定義の物理ファイル名と同じ名称を指定してください。damloadコマンドを実行すると,物理ファイルの割り当て,物理ファイルへの初期データの出力を行います。オンライン中のDAMファイルへのアクセスは,物理ファイルではなく,物理ファイルに対応する論理ファイルに対して行います。論理ファイルと物理ファイルの対応関係は,DAMサービス定義で指定します。論理ファイルは物理ファイルのアクセス権を引き継ぎません。

DAMサービス定義については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。

DAMファイルは,UAPから作成することもできます。詳細は,マニュアル「OpenTP1 プログラム作成の手引」を参照してください。