Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


4.3.5 システムジャーナルファイルの再使用

満杯,または運用コマンドによってスワップして待機状態となったファイルグループを再使用するためには,次に示す条件を両方とも満たす必要があります。条件を満たしている場合,次回スワップ時に現用として使用できます。

ただし,システムジャーナルサービス定義にjnl_unload_check=N(ジャーナルアンロードチェックの抑止機能)を指定している場合は,ファイルグループの状態をチェックしないでスワップします。

オンライン中のシステムジャーナルファイルの状態遷移を次の図に示します。

図4‒6 オンライン中のシステムジャーナルファイルの状態遷移

[図データ]

OpenTP1が強制終了または異常終了後,OpenTP1を強制正常開始し,起動処理中に前回のオンラインで現用として使用していたジャーナルファイルを現用に割り当てようとしたときに,そのファイルグループをクローズし,次のファイルグループを現用として割り当てます。

クローズされたジャーナルファイルは,jnlunlfgコマンドまたはjnlchgfgコマンドでファイルグループのステータスを変更後,jnlopnfgコマンドを実行するまで使用できません。