分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作

[目次][索引][前へ][次へ]

tamrm

名称

TAMテーブルの切り離し

形式

tamrm TAMテーブル名

機能

指定したTAMテーブルをオンラインから切り離します。

tamrmコマンドを実行する前に,tamholdコマンドで,TAMテーブルを論理閉塞してください。

障害閉塞状態のTAMテーブルもオンラインから切り離すことができます。

TAMサービス定義のtam_max_tblnumに指定した最大数分のTAMファイルをオンラインで使用した場合は,tamrmコマンドでオンラインから切り離しても,新たにtamaddコマンドでの追加登録はできません。ただし,オンラインから切り離したTAMテーブルとファイル属性が同じTAMテーブルの場合は,追加登録ができます。

コマンド引数

●TAMテーブル名  〜〈1〜32文字の識別子〉

削除するTAMテーブルの名称を指定します。

出力メッセージ

メッセージID 内容 出力先
KFCA01701-E メモリ不足です 標準エラー出力
KFCA01703-E TAMサービスのアドレス情報を検索できません 標準エラー出力
KFCA01704-E TAMサービスが起動されていません 標準エラー出力
KFCA01707-E TAMテーブル名が誤っています 標準エラー出力
KFCA01712-E コマンドで指定した引数の数が正しくありません 標準エラー出力
KFCA01748-I TAMテーブルの削除を完了しました メッセージログファイル
KFCA01753-E タイムアウトとなりました 標準エラー出力
KFCA01757-E TAMテーブル名の文字数が32文字を超えています 標準エラー出力
KFCA01761-E I/Oエラーが発生しました 標準エラー出力
KFCA01765-E TAMサーバのV/Rが誤っています 標準エラー出力
KFCA01767-E RPCでネットワーク障害が発生しました 標準エラー出力
KFCA01770-E TAMサービスが終了処理中です 標準エラー出力
KFCA01775-E 定義解析中にエラーが発生しました 標準エラー出力
KFCA02855-I ヘルプメッセージ 標準出力
KFCA02859-E 指定したTAMテーブルは閉塞されていません 標準エラー出力
KFCA02875-W トランザクション実行中のため,削除処理を再試行します 標準エラー出力
KFCA02893-E トランザクションが完了しないため,再試行処理を中断します 標準エラー出力

注意事項

TAMテーブルをオンラインから切り離した状態で,オンラインダウンなどの要因で,オンラインを再開始した場合,TAMテーブルのファイル属性(レコード長,レコード数など)は引き継がれません。