分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作

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mcftlscom

名称

MCF通信サービスの状態参照と開始待ち合わせ

形式

mcftlscom 〔{-s MCF通信プロセス識別子|-w〔-t 待機時間〕}〕

機能

MCF通信サービスの状態を参照,またはMCF通信サービスの開始を待ち合わせます。

オプション

●-s MCF通信プロセス識別子  〜〈数字(0〜9),a〜f〉((01〜ef))

状態を参照するMCF通信サービスのMCF通信プロセス識別子を指定します。MCF通信プロセス識別子は複数指定できません。

すべてのオプションを省略すると,すべてのMCF通信サービスの状態を出力します。

●-w

すべてのMCF通信サービスの開始を待ち合わせる場合に指定します。

●-t 待機時間  〜〈符号なし整数〉((0,10〜3600))《0》(単位:秒)

すべてのMCF通信サービスの開始を待ち合わせる時間(待機時間)を指定します。0を指定した場合は,MCF通信サービスが開始するまで待ち合わせます。

指定した待機時間を経過した場合,コマンドのリターン値として,2が返されます。

出力形式

●-sオプションを指定した場合

 
KFCA16431-I bb cc...cc dd...dd ee...ee ff...ff gggg
 

出力メッセージ

メッセージID 内容 出力先
KFCA10350-I mcftlscomコマンドが入力されました 標準出力
KFCA10351-E MCF開始処理中です 標準エラー出力
KFCA10352-E MCF終了処理中です 標準エラー出力
KFCA10353-W 入力形式が誤っています 標準エラー出力
KFCA10354-E メモリ不足です 標準エラー出力
KFCA10355-W 引数の指定が誤っています 標準エラー出力
KFCA10356-E プロセス間でタイムアウトが発生しました 標準エラー出力
KFCA10357-E MCF内でタイムアウトが発生しました 標準エラー出力
KFCA10358-E 内部関数のエラーが発生しました 標準エラー出力
KFCA10359-W mcftlscomコマンド入力元への応答に失敗しました メッセージログファイル
KFCA10360-I MCFの状態表示を開始します 標準出力
KFCA10369-I MCFの状態表示を終了します 標準出力
KFCA10370-I mcftlscomコマンドを正常に受け付けました 標準出力
KFCA10373-E mcftlscomコマンドが異常終了しました 標準エラー出力
KFCA10380-E 相手プロセスの検索に失敗しました 標準エラー出力
KFCA10391-E mcftlscomコマンドはサポートされていません 標準エラー出力
KFCA10558-I ヘルプメッセージ 標準出力
KFCA16402-E コマンド処理中にRPC障害が発生しました 標準エラー出力
KFCA16431-I 上記の出力形式を参照してください 標準出力

注意事項