分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作
名称
形式
dcjcmdex OpenTP1コマンド名 〔コマンド引数名〔△コマンド引数名〕…〕
機能
JP1/AJS2 - Scenario Operationで定義されたシナリオテンプレートから,指定したOpenTP1コマンドを実行します。また,環境変数PATHに"$DCDIR/bin"をいちばん前に追加します(環境変数は実行したコマンドでだけ有効となります)。
実行したOpenTP1コマンドが正常終了した場合は0を,異常終了した場合は8を,リターン値として返します。
コマンド引数
●OpenTP1コマンド名
JP1/AJS2 - Scenario Operationで定義されたシナリオテンプレートから実行するOpenTP1コマンド名を指定します。
●コマンド引数名
OpenTP1コマンド名に指定するOpenTP1コマンドのオプション,およびコマンド引数を指定します。
出力メッセージ
| メッセージID | 内容 | 出力先 |
|---|---|---|
| KFCA01815-E | OSでエラーが発生しました | 標準エラー出力 |
| KFCA01860-E | dcjcmdexコマンドの入力形式が正しくありません | 標準エラー出力 |
| KFCA01886-E | OpenTP1コマンドの処理に失敗しました | 標準エラー出力 |
注意事項
OpenTP1コマンド名にdcsetupコマンドを指定しないでください。指定すると,dcjcmdexコマンドが正しく動作しないことがあります。
使用例
dcjcmdex dcsvstart -u basespp
dcjcmdex dcjchconf DCALL_NODE '"hostA","hostB"'
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