分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作

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4.1.11 OpenTP1ファイルの再作成

OpenTP1ファイルを作成するに当たり,すでにOpenTP1ファイルが存在する場合,コマンドオプションの指定によってOpenTP1ファイルを再作成できます。

OpenTP1ファイルを再作成するために必要なコマンドとオプションの組み合わせを次の表に示します。

表4-1 OpenTP1ファイルを再作成するコマンドのオプション

OpenTP1ファイルの作成コマンド OpenTP1ファイルの削除コマンド 再作成するオプション
filrstr OpenTP1ファイルの種類によって次のコマンドを実行
  • damdel
  • jnlrm
  • mqadel
  • querm
  • stsrm
  • tamdel
-t,-o,-rオプションのうちのどれかを指定
mqainit mqadel -rオプションを指定
queinit querm -rオプションを指定
stsinit stsrm オプションを指定する必要はありません
ISAMファイルの作成については,マニュアル「索引順編成ファイル管理 ISAM」を参照してください。

OpenTP1ファイルを再作成するときは,OpenTP1ファイルの作成と,旧OpenTP1ファイルの削除が行われます。したがって,一時的にOpenTP1ファイルを作成するための未使用領域が必要になります。未使用領域が不足している場合,容量不足が発生しOpenTP1ファイルの再作成が失敗します。この場合,いったんOpenTP1ファイルを削除コマンドで削除したあと,OpenTP1ファイルの作成コマンドを実行してください。