分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作
OpenTP1ファイルを作成するに当たり,すでにOpenTP1ファイルが存在する場合,コマンドオプションの指定によってOpenTP1ファイルを再作成できます。
OpenTP1ファイルを再作成するために必要なコマンドとオプションの組み合わせを次の表に示します。
表4-1 OpenTP1ファイルを再作成するコマンドのオプション
| OpenTP1ファイルの作成コマンド | OpenTP1ファイルの削除コマンド | 再作成するオプション |
|---|---|---|
| filrstr | OpenTP1ファイルの種類によって次のコマンドを実行
|
-t,-o,-rオプションのうちのどれかを指定 |
| mqainit | mqadel | -rオプションを指定 |
| queinit | querm | -rオプションを指定 |
| stsinit | stsrm | オプションを指定する必要はありません |
OpenTP1ファイルを再作成するときは,OpenTP1ファイルの作成と,旧OpenTP1ファイルの削除が行われます。したがって,一時的にOpenTP1ファイルを作成するための未使用領域が必要になります。未使用領域が不足している場合,容量不足が発生しOpenTP1ファイルの再作成が失敗します。この場合,いったんOpenTP1ファイルを削除コマンドで削除したあと,OpenTP1ファイルの作成コマンドを実行してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2012, Hitachi, Ltd.