分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作
リアルタイム統計情報サービスを使用する場合,次に示す準備が必要です。
rtssetupコマンドで,リアルタイム統計情報サービスの実行環境を設定します。rtssetupコマンドを実行すると,実行モジュールおよびユーザサービス定義が作成されます。作成されるディレクトリとファイル名を次の表に示します。
表3-46 rtssetupコマンドを実行すると作成されるディレクトリとファイル名
| ディレクトリ | ファイル名 | 説明 |
|---|---|---|
| $DCDIR/aplib/※ | rtssup | 実行モジュール |
| rtsspp | ||
| $DCCONFPATH/ | RTSSUP | ユーザサービス定義 |
| RTSSPP |
実行モジュールの格納先や$DCCONFPATHで指定したパスに,すでに同一名称のファイルがある場合,rtssetupコマンドはファイルを作成しません。
リアルタイム統計情報サービス定義およびリアルタイム取得項目定義を作成します。定義の詳細については,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。
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