分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作

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1.3.5 OpenTP1ファイルの作成

OpenTP1のfilmkfsコマンドで初期設定したOpenTP1ファイルシステム上に,次の表に示すOpenTP1ファイルを作成,初期設定します。

表1-3 作成,初期設定するOpenTP1ファイルと使用する運用コマンド

OpenTP1ファイル 初期設定する運用コマンド OpenTP1ファイルを作成するOpenTP1ファイルシステム領域 備考
ステータスファイル stsinit システム用OpenTP1ファイルシステム領域 ノード内に必須
ジャーナル関係のファイル システムジャーナルファイル jnlinit
チェックポイントダンプファイル
XARファイル xarinit ノード内に任意1
ノードリストファイル namnlcre ノード内に任意
メッセージキューファイル queinit ユーザ用OpenTP1ファイルシステム領域 ノード内に任意2
MQAキューファイル mqainit ノード内に任意3
DAMファイル damload ノード内に任意
TAMファイル tamcre ノード内に任意
注※1
XAリソースサービスを使用するときに必要です。
注※2
TP1/Message Controlを使用するときに必要です。
注※3
TP1/Message Queueを使用するときに必要です。運用コマンドの詳細はマニュアル「TP1/Message Queue 使用の手引」を参照してください。

ステータスファイル,システムジャーナルファイル,チェックポイントダンプファイル,XARファイル,およびノードリストファイルは,システム用OpenTP1ファイルシステム領域内に作成してください。

次のファイルは,ユーザ用OpenTP1ファイルシステム領域内に作成してください。

なお,ISAMファイルについては,マニュアル「索引順編成ファイル管理 ISAM」を参照してください。