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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義


4.2.3 MCFアプリケーション定義の内容

MCFアプリケーション定義の内容を,次の表に示します。

表4‒7 MCFアプリケーション定義の内容

形式

コマンド

オプション

オペランド

定義内容

指定値

コマンド

mcfaenv

-a

MCFアプリケーション定義識別子

〈1〜8文字の識別子〉

-p

アプリケーション起動プロセス識別子

〈数字(0〜9),a〜f〉

((01〜ef))

mcfaalcap

-n

name

アプリケーション名,またはMCFイベント名

〈1〜8文字の識別子〉

kind

アプリケーション種別

《user》|mcf

type

アプリケーションの型

ans|《noans》|cont

aplihold

アプリケーション異常終了時のアプリケーションの処置

《m》|a|s

msgcnt

入力メッセージ最大格納数

〈符号なし整数〉

((0〜65535))《0》

lname

論理端末名称

〈1〜8文字の識別子〉

cname

内部通信路名

〈1〜8文字の識別子〉

tempsize

継続問い合わせ応答用一時記憶データ格納用領域サイズ

〈符号なし整数〉

((1〜32000))《4096》

(単位:バイト)

trnmode

アプリケーションのトランザクション属性

《trn》|nontrn

errevt

通信イベント障害時のエラーイベントを通知するかどうかを指定

yes|《no》

-N

modelname

モデルアプリケーション名,またはモデルMCFイベント名

〈1〜8文字の識別子〉

-g

servgrpn

アプリケーション名に対応するサービスグループ名

〈1〜31文字の識別子〉

quegrpid

キューグループID

〈1〜8文字の識別子〉

quekind

入力メッセージの割り当て先

《memory》|disk

srvghold

アプリケーション異常終了時のサービスグループの処置

《m》|s

recvmsg

異常終了したUAPの受信メッセージの扱い

《e》|r

-v

servname

アプリケーション名に対応するサービス名

〈1〜31文字の識別子〉

servhold

アプリケーション異常終了時のサービスの処置

《m》|a|s

ntmetim

非トランザクションMHP限界経過時間

〈符号なし整数〉

((0〜65535))

(単位:秒)

-d

holdlimit

アプリケーション異常終了限界回数

〈符号なし整数〉

((1〜65535))《1》

(単位:回)

holdlmtyp

アプリケーション異常終了回数のカウント方法

sum|《cont》

reschedulecnt

アプリケーション異常終了時の再スケジュール回数

〈符号なし整数〉

((0〜3))

(単位:回)

rescheduleint

アプリケーション異常終了時の再スケジュール間隔

〈符号なし整数〉

((0〜3))

(単位:秒)

reschedulelog

異常終了したアプリケーションを再スケジュールするときに,ログメッセージを出力するかどうかを指定

yes|no

-j

ij

他システムから受信したメッセージの入力キュー登録時に,履歴情報を取得するかどうかを指定

yes|《no》

oj

UAPからのメッセージ送信要求時に,履歴情報を取得するかどうかを指定

yes|《no》

gj

UAPからのメッセージ受信要求時に,履歴情報を取得するかどうかを指定

yes|《no》

-e

evtlogout

ERREVT1〜ERREVT4を起動するとき,ログメッセージを出力するかどうかを指定

yes|《no》