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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義


2.2.23 TAMサービス定義の内容

TAMサービス定義の内容を,次の表に示します。

表2‒24 TAMサービス定義の内容

形式

オペランド/コマンド

オプション

定義内容

指定値

set

tam_max_tblnum

オンライン中に使用するTAMテーブルの最大数

〈符号なし整数〉

((1〜65535))

tam_max_filesize

オンライン中に使用するTAMテーブルの最大容量

〈符号なし整数〉

((136〜1000000000))

(単位:バイト)

tam_max_recsize

TAMテーブルの最大レコード長

〈符号なし整数〉

((1〜1000000000))

(単位:バイト)

tam_jnl_err_flag

ジャーナルの読み込み障害時にTAMサービスを停止するかどうかを指定

《STOP》|CONTINUE

tam_pool_attri

共用メモリプールのメモリ固定要否

HP-UXまたはSolarisの場合:《fixed》|free

AIX,LinuxまたはWindowsの場合:fixed|《free》

tam_tbl_lock_mode

アクセス時にテーブルを排他するかどうかを指定

《LOCK》|NOLOCK

tam_cbl_level

COBOL APIの排他レベル

〈符号なし整数〉

((0〜2))《0》

tam_max_trnnum

同時走行最大トランザクションブランチ数

〈符号なし整数〉

((1〜8192))《20》

tam_max_trnfilnum

トランザクション内最大アクセステーブル数

〈符号なし整数〉

((1〜1024))《5》

watch_time

最大応答待ち時間

〈符号なし整数〉

((0〜65535))

(単位:秒)

コマンド

tamtable

-o

ローディング契機

《start》|cmd|lib

-a

アクセス形態

《read》|rewrite|write

-i

TAMテーブル更新時に入出力障害が発生してもアクセスを続行するかどうかを指定

なし。

-j

TAMレコード更新時に部分ジャーナルを取得するかどうかを指定

なし。

引数

オンライン中にアクセスするTAMテーブル名

〈1〜32文字の識別子〉

オンライン中にアクセスする物理ファイル名

〈1〜63文字のパス名〉