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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義


mcftsts

〈このページの構成〉

名称

状態引き継ぎ定義

形式

〔mcftsts  〔-a  アプリケーション数上限値〕
           〔-l  論理端末数上限値〕〕

機能

再開始時の状態引き継ぎについて定義します。

状態を引き継ぐリソース数の上限値を指定します。このMCF通信サービスで使用するリソースに関して指定します。

オプション

●-a アプリケーション数上限値

 〜〈符号なし整数〉((1〜8192))

状態を引き継ぐアプリケーションの数を指定します。引き継ぐ対象は,mcfadctapコマンドによる閉塞の状態です。アプリケーションの異常終了に伴う閉塞状態は引き継がれません。このMCF通信サービスで使用するアプリケーションの総数以上を指定してください。

アプリケーションの状態を引き継がない場合,このオプションを省略します。

指定値に応じてステータスファイルの容量を見積もる必要があります。ステータスファイルの見積もりは,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」の「ステータスファイルのサイズの見積もり式」の説明を参照してください。

●-l 論理端末数上限値

 〜〈符号なし整数〉((1〜2048))

状態を引き継ぐ論理端末の数を指定します。引き継ぐ対象は,出力キューの入力,および出力の保留/保留解除状態です。このMCF通信サービスで使用する論理端末の総数以上を指定してください。

論理端末の状態を引き継がない場合,このオプションを省略します。

指定値に応じてステータスファイルの容量を見積もる必要があります。ステータスファイルの見積もりは,マニュアル「OpenTP1 運用と操作」の「ステータスファイルのサイズの見積もり式」の説明を参照してください。