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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成の手引


1.5.1 UAPテスタ機能の種類

OpenTP1のUAPテスタ機能には,使う目的別に,次のものがあります。

〈この項の構成〉

(1) オフラインテスタ(TP1/Offline Tester)

オンライン業務用のUAPをオフライン環境でテストする機能です。OpenTP1を稼働させていなくても,UAPの動作をテストできます。OpenTP1の資源を使う前に,UAPを単体でテストする場合に使います。オフラインテスタでは,高級言語(C言語,COBOL言語)のデバッガと連動できるので,テストとデバッグでUAPを二重にチェックできます。

オフラインテスタでは,SPPMHPの動作をテストできます。

オフラインテスタを実行するマシンには,TP1/Offline Testerを組み込んであることが前提となります。

(2) オンラインテスタ(TP1/Online Tester)

オンライン環境でUAPをテストする機能です。OpenTP1のシステムサービスと連携して,UAPの動作をテストできます。OpenTP1のUAPを統合してテストするときに使います。オンラインテスタでは,高級言語(C言語,COBOL言語)のデバッガと連動できるので,テストとデバッグでUAPを二重にチェックできます。

オンラインテスタでは,SUPSPPの動作をテストできます。さらに,MHPをSPPとして動作をテストできます。

オンラインテスタを実行するマシンには,TP1/Online Testerを組み込んであることが前提となります。

(3) MCFオンラインテスタ(TP1/Message Control/Tester)

オンライン環境でUAPをテストする機能です。TP1/Message Controlと連携して,MHPをテストするときに使います。OpenTP1のシステムサービスとMCFのシステムサービスを使って,UAPをテストできます。

MCFオンラインテスタを実行するマシンには,TP1/Message Control/Testerを組み込んであることが前提となります。また,オンラインテスタのUAPトレース機能を使う場合は,TP1/Online Testerを組み込んであることが前提となります。