1.3.4 翻訳と結合(サービス関数動的ローディング機能を使用する場合)
作成したプログラムの翻訳(コンパイル),結合(リンケージ),およびUAP共用ライブラリ化※の手順について説明します。
まず,UAPのメイン関数をコンパイル,リンケージして実行形式ファイルとします。次に,UAPのサービス関数をUAP共用ライブラリ化※します。コンパイルとリンケージの手順については,マニュアル「OpenTP1 プログラム作成リファレンス」の該当する言語編を参照してください。
- 注※
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UAP共用ライブラリ化とは,UAPのソースファイルを翻訳(コンパイル)して作成したUAPオブジェクトファイルを結合(リンケージ)して,共用ライブラリとしてまとめることです。
(2) 結合(リンケージ)
UAPのメイン関数のソースファイルをコンパイルして作成したオブジェクトファイルを,OpenTP1のライブラリなど必要なファイルとリンケージします。OpenTP1以外のRMを使う場合は,OpenTP1以外のRMが指定するライブラリとリンケージします。OpenTP1以外のRMをXAインタフェースで使う場合,次の手順でUAPにライブラリをリンケージします。
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OpenTP1以外のRMのリソースマネジャ識別子をtrnmkobjコマンドに指定して,トランザクション制御用オブジェクトファイルを作成します。
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作成したトランザクション制御用オブジェクトファイルを,UAPにリンケージします。