3.1 環境設定の流れ
この節では,DocumentBrokerの環境設定の流れについて説明します。DocumentBrokerの環境を設定する順序を,次の図に示します。
図3-1 DocumentBrokerの環境設定の流れ
![[図データ]](figure/zu31010u.gif)
- 環境設定の概要
- 各プログラムの環境設定をする前の準備
各プログラムの環境設定をする前の準備として,前提プログラムのインストールやオペレーティングシステムにシステム管理者の登録などをします。
- クライアントとサーバの通信の準備
クライアントとサーバ間の通信機能を使用するために必要な,TPBrokerの環境設定をします。
- DocumentBrokerの実行環境の作成
DocumentBrokerの実行環境を作成します。
- ユーザ管理の設定
DocumentBrokerには,幾つかのユーザ管理方法が用意されています。ここでは,利用環境に合わせたユーザ管理機能を設定します。なお,ここで設定したユーザ管理機能の内容は,次の文書空間の設定で必要になります。
- DocumentBrokerサーバの設定
DocumentBrokerの文書空間に関連する内容を設定します。なお,ここで設定した内容は,次のデータベースシステムの環境設定で必要になります。
- データベースシステムの設定
データベースシステムの環境設定と,DocumentBrokerでデータベースシステムを利用するために必要な環境設定をします。
- オプション機能を利用するための設定
DocumentBrokerでは,オプション機能として幾つかの機能が用意されています。ここでは,使用するオプション機能に応じて,必要な環境設定をします。
なお,DocumentBrokerをクラスタリングシステムで運用する場合の環境設定については,「付録C クラスタリングシステムでの運用」を参照してください。