仮想メモリ所要量は,次に示す計算式で算出してください。なお,仮想メモリが不足すると,動作が不安定になり異常終了することがありますので必要量を確保してください。
仮想メモリの計算式に使用する変数のうち,d以外の変数に設定する値を次の表に示します。
表2-8 仮想メモリの計算式の変数に設定する値
変数 | 設定する値 |
---|---|
r | メタ情報管理用に確保する共用メモリセグメントサイズ。 この値は,DocumentSpace構成定義ファイルの[Entry0001]セクションのXdkShmemSizeエントリの説明で記述されている計算式を基に算出してください。DocumentSpace構成定義ファイルについては,「4.2 DocumentSpace構成定義ファイル(docspace.ini)」を参照してください。 |
p | サービスプロセス数 |
a |
|
b | VariableArray型プロパティが使用するメモリ所要量。 算出方法の詳細については「2.7.2 VariableArray型のプロパティが使用するメモリ所要量の見積もり」を参照してください。 |
u | 同時接続セッション数 |
e |
|
s | 次の1.と2.で算出した値の中での最大値(単位:メガバイト)
|
c | 文書空間で管理する同時作業文書数 |