6.4.7 DocumentBrokerでの障害

DocumentBrokerで障害が発生した場合に考えられる障害の要因と対処について説明します。

<この項の構成>
(1) 障害の要因
(2) DocumentBrokerの対処
(3) ユーザの対処

(1) 障害の要因

サーバ監視プロセスまたはサービスプロセスの異常終了が考えられます。

(2) DocumentBrokerの対処

DocumentBrokerは次のような処理を実行します。

サーバ監視プロセスが異常終了した場合
DocumentBrokerはすべてのプロセスを停止して,データベースに格納されていないセッションおよびメモリ中のオブジェクトを破棄します。クライアントアプリケーションへは,TPBrokerから異常が通知されます。
なお,コミットされていない仕掛かり中のトランザクションの処理については,データベースシステムの機能に依存します。
サービスプロセスが異常終了した場合
DocumentBrokerはサービスプロセスを再起動します。
異常終了したサービスプロセスに接続していたすべてのクライアントに対しては,データベースに格納されていないオブジェクトを破棄して,TPBrokerから異常が通知されます。
なお,コミットされていない仕掛かり中のトランザクションの処理については,データベースシステムの機能に依存します。

(3) ユーザの対処

次のように対処してください。