付録G.7 dbrSetDocSpaceCharacterSet

機能
文書空間の文字コード種別の設定
形式

int  dbrSetDocSpaceCharacterSet(
    void      *pvhLibrary,            /* UOC ライブラリハンドル   */
    int       iDocSpaceCharacterSet,  /* 文書空間の文字コード種別 */
    char      *pszErrMessage          /* エラーメッセージ        */
)

機能説明
文書空間の文字コード種別を設定します。この関数は,プロセス内で1回だけ,dbrinitLibrary関数の実行後に発行されます。
引数
pvhLibrary(入力)
ライブラリ固有のハンドルを指定します。このパラメタにはdbrinitLibrary()で返却された値を指定してください。
iDocSpaceCharacterSet(入力)
文書空間で使用する文字コード種別を指定します。次のどちらかの値を指定してください。
  • 1:文書空間の文字コード種別としてShift-JISを使用します。
  • 2:文書空間の文字コード種別としてUTF-8を使用します。
pszErrMessage(出力)
エラーが発生した場合,エラーの詳細を示すメッセージの格納領域を指定します。メッセージの格納領域は,1,024バイト以上を確保しておく必要があります。この引数にNULLを指定した場合,詳細を示すメッセージは返却されません。
戻り値

0            正常終了
-1            ライブラリハンドルが不正です

上記以外の値は,UOCによって定義されます
注意事項
  • この関数は,プロセス内で1回だけ,マルチスレッド環境で発行されます。そのため,スレッドセーフにしておく必要があります。
  • 文書空間の文字コード種別の設定が不要な場合は,この関数を省略できます。