3.18.4 XML定義ファイルを作成する場合の注意事項

XML定義ファイルを作成する場合の注意事項を説明します。なお,ここでは説明に,C++ クラスライブラリのメソッドを使用します。

<この項の構成>
(1) Boolean型のプロパティにマッピングする場合の値
(2) マッピング元XMLタグ定義ファイル(DCD)の記述エラーの検知
(3) フィルタリング定義ファイル(TFD)の記述エラーの検知

(1) Boolean型のプロパティにマッピングする場合の値

Boolean型のプロパティにマッピングする場合,マッピング元のタグ(属性)の値が「0」または「1」以外の値では,CdbrXmlTranslator::GetDmaInfoListメソッドでエラーになります。

Boolean型のプロパティにマッピングするタグ(属性)の値が「0」または「1」以外の値にならないようにしてください。

(2) マッピング元XMLタグ定義ファイル(DCD)の記述エラーの検知

マッピング元XMLタグ定義ファイル(DCD)に記述エラーがあると,CdbrXmlTranslatorFactory::Initializeメソッドでエラーになります。

なお,XML定義ファイルの追加/更新/削除コマンド(EDMXmlMap)は,この記述エラーを検知しません。

(3) フィルタリング定義ファイル(TFD)の記述エラーの検知

フィルタリング定義ファイル(TFD)に記述エラーがあると,CdbrXmlTranslatorFactory::GetDmaInfoListメソッド,またはCdbrXmlTranslatorFactory::GetIndexDataメソッドでエラーになります。

なお,XML定義ファイルの追加/更新/削除コマンド(EDMXmlMap)は,この記述エラーを検知しません。