File Link連携機能は,HiRDB File Linkと連携して文書を管理する機能です。なお,次に示すどちらかの条件を満たす環境下では,File Link連携機能を使用できません。
画像・音声などの容量が大きいコンテントをファイルサーバへ格納し,格納先の情報(ファイルの作成者,ファイル名などのリンク情報)をデータベースで管理する場合にこの機能を使用すると,データベースで管理している情報とファイルサーバ上のファイルとの整合性を確保できます。このため,クライアントアプリケーションで,データベースとファイルサーバの整合性を取るための処理をする必要はありません。
File Link連携機能を使用して管理している文書を,File Link文書といいます。バージョンなし文書またはバージョン付き文書は,File Link文書として管理できます。
File Link文書の管理例を次の図に示します。
図1-10 File Link文書の管理例
HiRDB File Linkの詳細については,マニュアル「HiRDB File Link」を参照してください。