付録B.1 DocumentBrokerのインストールディレクトリの構成(Linuxの場合)
DocumentBrokerのインストールディレクトリの構成を次の図に示します。
図B-1 DocumentBrokerのインストールディレクトリの構成
![[図データ]](figure/zub1100u.gif)
次に,各ディレクトリについて説明します。
- DocumentBrokerインストールディレクトリ(/opt/HiEDMS)
- DocumentBrokerのインストールディレクトリです。
- システム情報格納ディレクトリ(/opt/HiEDMS/adm)
- システム情報を格納するディレクトリです。デフォルトの環境情報ファイルを格納します。
- 統計解析情報格納ディレクトリ(/opt/HiEDMS/aru)
- DocumentBroker統計解析ツールが使用するディレクトリです。詳細については,マニュアル「DocumentBroker Version 3 統計解析ツール」を参照してください。
- 実行形式ファイル格納ディレクトリ(/opt/HiEDMS/bin)
- 運用コマンドや実行形式のファイルを格納するディレクトリです。
- サーバ情報格納ディレクトリ(/opt/HiEDMS/env)
- DocumentBrokerサーバの動作環境に関する情報を格納するディレクトリです。
- ユーザ環境情報格納ディレクトリ(/opt/HiEDMS/etc)
- ユーザが定義する環境定義ファイルを格納するディレクトリです。環境定義ファイルの詳細については,「付録B.2 DocumentBrokerの実行環境ディレクトリの構成(Linuxの場合)」を参照してください。
- ライブラリファイル格納ディレクトリ(/opt/HiEDMS/lib)
- DocumentBrokerが使用するライブラリファイルを格納するディレクトリです。
- ユーザ環境サンプル情報格納ディレクトリ(/opt/HiEDMS/sample)
- DocumentBrokerサーバを動作させるための関連プログラムの設定に必要なサンプルを格納するディレクトリです。
- ユーザ管理アクセス用UOCライブラリサンプルプロジェクト格納ディレクトリ(/opt/HiEDMS/sample/libdsuoc)
- 次に示すファイルを格納するディレクトリです。
- libdsuoc.c(ソースファイル)
- libdsuoc.h(ヘッダファイル)
- makefile(メイクファイル)
- libdsuoc.so(共用ライブラリ)
- システム保守情報格納ディレクトリ(/opt/HiEDMS/spool)
- ログ情報などのシステム保守情報を格納するディレクトリです。DocumentBrokerサーバが動的に生成します。
- テンポラリ情報ディレクトリ(/opt/HiEDMS/tmp)
- DocumentBrokerサーバの稼働中の作業領域として動的に利用するディレクトリです。
- サーバ保守用コマンド格納ディレクトリ(/opt/HiEDMS/tools)
- トラブルシュートコマンドを格納するディレクトリです。