DocumentBrokerで管理するデータはデータベースに格納します。DocumentBrokerで使用できるデータベースはHiRDBだけです。したがって,DocumentBrokerの環境を設定する前に,HiRDBのシステムを構築しておく必要があります。HiRDBの環境設定の準備として,HiRDBのインストールまでは終わらせておいてください。このとき,DocumentBrokerの文書空間で使用する文字コード種別に合わせて,HiRDBで使用する文字コード種別を設定してください。HiRDBのシステム構築の流れおよびインストール方法については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
また,HiRDBの環境設定を始める前に,DocumentBrokerで利用するRDエリアについては,格納する文書数や追加するプロパティの数を考慮して見積もってください。DocumentBrokerで利用するRDエリアの見積もりについては,「2.8 データベース容量の見積もり」を参照してください。