4.10.1 クラス定義情報ファイルの概要

クラス定義情報ファイルは,DocumentBrokerに定義されているDMAオブジェクトのクラス,そのサブクラスのクラス,およびプロパティから,GUID,データ型,基本単位などの情報を記述したファイルです。

Java クラスライブラリおよびDocumentBroker オブジェクト操作ツールは,これらのクラスおよびプロパティに対応するGUIDとプロパティの定義情報を使用して検索します。クラス定義情報ファイルは,これらのクラスおよびプロパティに対応するGUIDとプロパティの定義情報を,DocumentBrokerサーバを介さないで取得できるようにするために使用します。

また,クラス定義情報ファイル作成コマンド(EDMCrtSimMeta)を実行すると,接続先のDocumentBrokerサーバで管理されているメタ情報からクラス定義情報ファイルを出力できます。

クラス定義情報ファイル作成コマンド(EDMCrtSimMeta)については,「7.3 コマンドの文法」を参照してください。

次にクラス定義情報ファイルの作成と更新について説明します。

クラス定義情報ファイルの作成
クラス定義情報ファイルは,クラス定義情報ファイル作成コマンド(EDMCrtSimMeta)を実行して作成します。
クラス定義情報ファイルの更新
3.11.3 データベースシステムの設定手順」以外でクラスやプロパティを追加・更新してメタ情報ファイルを更新した場合,クラス定義情報ファイル作成コマンド(EDMCrtSimMeta)を実行して更新します。