この節では,文書空間で使用する文字コード種別について説明します。
DocumentBrokerの文書空間では,次のどちらかの文字コード種別を使用できます。一つの文書空間では複数の文字コード種別を使用できません。
DocumentBrokerクライアント,DocumentBrokerサーバ,およびデータベースで使用する文字コード種別は,必ず一致させてください。異なる文字コード種別を設定した場合の動作は保証しません。
また,文書空間で使用する文字コード種別がUTF-8の場合,DocumentBrokerで使用できる機能やコマンドに制限があります。文書空間で使用する文字コード種別がUTF-8の場合に使用できる機能やコマンドの詳細は,「付録I 文書空間で使用する文字コード種別がUTF-8の場合に使用できる機能およびコマンド」を参照してください。
(1) データベースの文字コード種別の設定
データベース(HiRDB)の文字コード種別は,データベースの環境構築時にHiRDBの動作環境の設定コマンド(pdntenv)で設定します。HiRDBの動作環境の設定コマンドの詳細は,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
(2) 文書空間の文字コード種別の設定
文書空間の文字コード種別は,DocumentBrokerの環境構築時に次のどちらかで設定します。
メタ情報の初期設定コマンド(EDMInitMeta)については,「7.3 コマンドの文法」の「EDMInitMeta(メタ情報の初期設定)」を参照してください。文書空間情報ファイルについては,「4.16 文書空間情報ファイル」を参照してください。