7.2.4 データ連携支援が設定するデータ領域
- 〈この項の構成〉
(1) 引数
UOCには次の値をデータ領域に渡します。
|
項番 |
項目 |
内容 |
参照可否 |
|---|---|---|---|
|
1 |
インタフェースエリアアドレス (データ名A) |
インタフェースエリアのアドレス |
○ |
|
2 |
履歴情報レコードインデクスアドレス (データ名B) |
履歴情報レコードインデクスのアドレス |
○ |
|
3 |
編集後データインデクスアドレス (データ名C) |
編集後データインデクスのアドレス |
× |
|
4 |
ユーザ引き継ぎエリアアドレス (データ名D) |
ユーザ引き継ぎエリアのアドレス |
×※ |
|
5 |
ユーザ引き継ぎエリアサイズ (データ名E) |
ユーザ引き継ぎエリアサイズ |
○ |
- (凡例)
-
○:参照可
×:参照不可
- 注※
-
書き込み用の領域のため,参照しても値は設定されていません。
(2) インタフェースエリア
|
項番 |
項目 |
内容 |
参照可否 |
|---|---|---|---|
|
1 |
開始モード (データ名11) |
|
○ |
|
2 |
リターンコード (データ名12) |
ユーザが設定します。データ連携支援は設定しません。 |
× |
|
3 |
ノード識別子 (データ名13) |
ユーザデータ(UJ)を出力したTP1/EEのノード識別子 |
○ |
|
4 |
ランID (データ名14) |
ユーザデータ(UJ)を出力したTP1/EEのランID |
○ |
|
5 |
中央処理通番 (データ名15) |
ユーザデータ(UJ)を出力したトランザクションの中央処理通番 |
○ |
|
6 |
サービス名長 (データ名16) |
|
○ |
|
7 |
サービス名 (データ名17) (\0終端あり) |
|
○ |
|
8 |
UJ数 (データ名18) |
|
○ |
|
9 |
先頭累積データ通番 (データ名19) |
|
○ |
|
10 |
最終累積データ通番 (データ名1A) |
|
○ |
|
11 |
反映サービス名長 (データ名1H) |
実行している反映サービス名の長さ |
× |
|
12 |
反映サービス名 (データ名1B) |
|
× |
|
13 |
ユーザIFAエリアサイズ (データ名1C) |
ユーザIFAエリアのサイズ |
○ |
|
14 |
ユーザIFAエリアポインタ (データ名1D) |
|
○ |
|
15 |
ユーザSATエリアサイズ (データ名1E) |
ユーザSATエリアのサイズ |
○ |
|
16 |
ユーザSATエリアポインタ (データ名1F) |
|
○ |
|
17 |
接続ハンドル (データ名1G) |
|
× |
- (凡例)
-
○:参照可
×:参照不可
(3) 履歴情報レコードインデクス
履歴情報レコードインデクスは構造体の配列です。配列の要素数はインタフェースエリアのUJ数(データ名1A)であり,ユーザデータ取得順に設定します。
|
項番 |
項目 |
内容 |
参照可否 |
|---|---|---|---|
|
1 |
履歴情報共通エリアアドレス (データ名21) |
履歴情報共通エリアのアドレス |
○ |
|
2 |
履歴情報レコードエリアアドレス (データ名22) |
履歴情報レコードエリアの先頭アドレス (履歴情報共通インデクスのアドレス) |
○ |
|
3 |
反映サービス指定エリアアドレス (データ名23) |
反映サービス指定エリアの先頭アドレス |
○ |
|
4 |
UOC間連携エリアアドレス (データ名24) |
UOC間連携エリアのアドレス |
○ |
|
5 |
UOC間連携エリアサイズ (データ名25) |
UOC間連携エリアのサイズ |
○ |
- (凡例)
-
○:参照可
(4) 履歴情報共通エリア
|
項番 |
項目 |
内容 |
参照可否 |
|---|---|---|---|
|
1 |
累積データ通番 (データ名51) |
ユーザデータ(UJ)の累積データ通番 (TMS-4V/SPのブロック番号相当) |
○ |
|
2 |
取得年月日 (データ名52) |
ユーザデータ(UJ)を出力した日時(YYYYMMDD形式) |
○ |
|
3 |
取得時刻 (データ名53) |
ユーザデータ(UJ)を出力した時刻(hhmmss形式) |
○ |
|
4 |
ルート世代番号 (データ名54) |
履歴情報表のルート世代番号 |
○ |
|
5 |
世代番号 (データ名55) |
履歴情報表の世代番号 (TMS-4V/SPのJSQ相当) |
○ |
|
6 |
順序番号 (データ名56) |
1トランザクション中のユーザデータ(UJ)の順序番号(1〜32,767) |
○ |
- (凡例)
-
○:参照可
(5) 履歴情報レコードエリア
30,000バイトのエリアに履歴情報共通インデクス,履歴情報ヘッダ,およびUAP履歴情報を設定します。履歴情報レコードのフォーマットについては,「1. トランザクションインタフェース」を参照してください。
|
項番 |
項目 |
内容 |
参照可否 |
|---|---|---|---|
|
1 |
履歴情報共通インデクス |
TP1/EEが履歴情報レコードごとに付加する情報です。 詳細については,「1. トランザクションインタフェース」を参照してください。 |
○ |
|
2 |
履歴情報ヘッダ |
UAP履歴情報取得要求(ee_trn_uap_put関数/CBLEETRN('UAPPUT'))時に指定した履歴情報ヘッダです。 詳細については,「1. トランザクションインタフェース」を参照してください。 |
○ |
|
3 |
履歴情報 |
UAP履歴情報取得要求(ee_trn_uap_put関数/CBLEETRN('UAPPUT'))時に指定した履歴情報です。 |
○ |
- (凡例)
-
○:参照可
(6) 反映サービス指定エリア
|
項番 |
項目 |
内容 |
参照可否 |
|---|---|---|---|
|
1 |
末尾指定 (データ名61) |
一括で引き渡す複数のUJのうち,末尾にあたるUJかどうかを指定する領域です。 |
× |
|
2 |
最大サービス数 (データ名62) |
ユーザが設定可能な最大サービス数です。trnrks_service定義の定義数です。 |
○ |
|
3 |
サービス数 (データ名63) |
対象UJを反映処理するサービス数です。 |
× |
|
4 |
サービス名指定エリア (データ名64) |
対象UJを反映処理するサービス名を指定するエリアです。 |
× |
- (凡例)
-
○:参照可
×:参照不可
(7) ユーザ引き継ぎエリアサイズ
ユーザ引き継ぎエリアのサイズを設定します。サイズは4,000(バイト)を設定します。