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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform プログラム作成の手引


6.4.4 データ連携支援が設定する項目

〈この項の構成〉

(1) 引数

表6‒24 引数情報

項番

項目

内容

参照可否

1

インタフェースエリアアドレス

インタフェースエリアのアドレス

2

履歴情報レコードインデクスアドレス

履歴情報レコードインデクスのアドレス

(凡例)

○:参照可

(2) インタフェースエリア

表6‒25 インタフェースエリア設定情報

項番

項目

内容

参照可否

1

開始モード

データ連携支援の開始モード

EETRN_RKS_START_N:正常開始

EETRN_RKS_START_R:再開始

EETRN_RKS_START_F:強制開始

EETRN_RKS_START_S:再開始(読み出しUJ指定)

2

リターンコード

ユーザが設定します。データ連携支援は設定しません。

×

3

ノード識別子

ユーザデータ(UJ)を出力したTP1/EEのノード識別子

4

ランID

ユーザデータ(UJ)を出力したTP1/EEのランID

5

中央処理通番

ユーザデータ(UJ)を出力したトランザクションの中央処理通番

6

サービス名長

ユーザデータ(UJ)を出力したトランザクションのサービス名の長さ

サービス名のないトランザクションのときは0が設定されます。

7

サービス名

\0終端あり)

ユーザデータ(UJ)を出力したトランザクションのサービス名

サービス名長が0のときは参照しないでください。

8

UJ数

UOCで渡すユーザデータ(UJ)数

UJ数の履歴情報レコードインデクスがあります。

9

先頭累積データ通番

トランザクション内の先頭の累積データ通番

先頭のUAP履歴情報がUJ以外(IJ/OJ)の場合は,先頭のユーザデータ(UJ)の累積データ通番を設定します。

10

最終累積データ通番

トランザクション内の最終の累積データ通番

PJがある最終のUAP履歴情報の累積データ通番を設定します。

11

反映サービス名長

実行している反映サービス名の長さ

12

反映サービス名

実行している反映サービス名

反映先指定UOCでは参照しないでください。

13

ユーザIFAエリアサイズ

ユーザIFAエリアのサイズ

14

ユーザIFAエリアポインタ

ユーザIFAエリアのポインタ

ユーザIFAエリアサイズが0の場合は,値を参照できません。

15

ユーザSATエリアサイズ

ユーザSATエリアのサイズ

16

ユーザSATエリアポインタ

ユーザSATエリアのポインタ

ユーザSATエリアサイズが0の場合は,値を参照できません。

17

接続ハンドル

接続ハンドル

trnrks_service定義の-nオプションおよび-iオプションで指定したリソースマネジャに対応した接続ハンドルです。

(凡例)

○:参照可

×:参照不可

(3) 履歴情報レコードインデクス

6.2 反映先指定UOCインタフェース(C言語)」を参照してください。

表6‒26 履歴情報レコードインデクス情報

項番

項目

内容

参照可否

1

履歴情報共通エリアアドレス

履歴情報共通エリアのアドレス

2

履歴情報レコードエリアアドレス

履歴情報レコードエリアの先頭アドレス

(履歴情報共通インデクスのアドレス)

3

反映サービス指定エリアアドレス

反映サービス指定エリアの先頭アドレス

×

4

UOC間連携エリアアドレス

UOC間連携エリアのアドレス

5

UOC間連携エリアサイズ

UOC間連携エリアのサイズ

(凡例)

○:参照可

×:参照不可

(4) 履歴情報共通エリア

表6‒27 履歴情報共通エリア情報

項番

項目

内容

参照可否

1

累積データ通番

ユーザデータ(UJ)の累積データ通番

(TMS-4V/SPのブロック番号相当)

2

取得年月日

ユーザデータ(UJ)を出力した日時(YYYYMMDD形式)

3

取得時刻

ユーザデータ(UJ)を出力した時刻(hhmmss形式)

4

ルート世代番号

履歴情報表のルート世代番号

5

世代番号

履歴情報表の世代番号

(TMS-4V/SPのJSQ相当)

6

順序番号

1トランザクション中のユーザデータ(UJ)の順序番号(1〜32,767)

(凡例)

○:参照可

(5) 履歴情報レコードエリア

6.2 反映先指定UOCインタフェース(C言語)」を参照してください。

表6‒28 履歴情報レコードエリア情報

項番

項目

内容

参照可否

1

履歴情報共通インデクス

TP1/EEが履歴情報レコードごとに付加する情報です。

詳細については,「1. トランザクションインタフェース」を参照してください。

2

履歴情報ヘッダ

UAP履歴情報取得要求(ee_trn_uap_put関数/CBLEETRN('UAPPUT'))時に指定した履歴情報ヘッダです。

詳細については,「1. トランザクションインタフェース」を参照してください。

3

履歴情報

UAP履歴情報取得要求(ee_trn_uap_put関数/CBLEETRN('UAPPUT'))時に指定した履歴情報です。

(凡例)

○:参照可

(6) UOC間連携エリア

反映先指定UOCで設定したUOC間連携エリアの情報が,本エリアに設定されています。エリアサイズは128バイトです。

同じUJでは,編集UOC,反映UOC共に同じメモリ領域のUOC間連携エリアを参照します。