1.8.2 COBOL言語インタフェース
UAP履歴情報取得機能が提供する共通のデータ領域を次に示します。
(1) UAP履歴情報のフォーマット
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|
(2) 履歴情報共通インデクス
- 形式
01 一意名 I. 02 データ名I01 PIC S9(9) COMP. /* レコード長 */ 02 データ名I02 PIC X(1). /* レコードID */ 02 データ名I03 PIC X(1). /* レコードサブID */ 02 データ名I04 PIC S9(4) COMP. /* 取得先ID */ 02 データ名I05 PIC X14. /* TP1/EE情報 */ 02 データ名I06 PIC S9(4) COMP. /* TP1/EE情報 */ 02 データ名I07 PIC X12. /* 業務ID */ 02 データ名I08 PIC S9(9) COMP. /* 履歴情報サイズ */
- 内容
-
表1‒83 履歴情報共通インデクスの内容 項番
取得項目
設定する値
1
レコード長
当該レコードのレコード長
履歴情報共通インデクスと履歴情報の合計サイズ
2
レコードID
当該レコードの種別
'U':ユーザデータ(UJ)
'I':入力データ(IJ)
'O':出力データ(OJ)
3
レコードサブID
当該レコードの詳細コード
「表1-84 レコードサブIDの内容」を参照してください。
4
取得先ID
取得先ID
5
TP1/EE情報
TP1/EEが使用する情報
6
TP1/EE情報
TP1/EEが使用する情報
7
業務ID
業務ID
8
履歴情報サイズ
履歴情報のサイズ
表1‒84 レコードサブIDの内容 項番
レコードID
レコードサブID
内容
1
U
0x00
ユーザデータ(UJ)
2
I
I
入力データ(IJ)
3
O
0x00
出力データ(OJ)
(3) 履歴情報ヘッダ
- 形式
01 一意名 U. 02 データ名U01 PIC X(4). /* データ連携支援引き継ぎ情報 */ 02 データ名U06 PIC X(16). /* ユーザ任意情報 */ 02 データ名U02 PIC S9(4) COMP. /* 取得先ID */ 02 データ名U03 PIC X(1). /* 履歴情報種別 */ 02 データ名U04 PIC X(1). /* 履歴情報コード */ 02 FILLER PIC X(4). /* 予備 */ 02 データ名U05 PIC 9(9) COMP. /* 履歴情報サイズ */
- 内容
-
表1‒85 履歴情報ヘッダの内容 項番
取得項目
設定する値
1
データ連携支援引き継ぎ情報
「1.3.4(7) CBLEETRN('SETUJINF')」を参照してください。
2
ユーザ任意情報
「1.3.4(3) CBLEETRN('UAPPUT' )」を参照してください。
3
取得先ID
4
履歴情報種別
5
履歴情報コード
6
履歴情報サイズ
(4) OJヘッダ
- 形式
01 一意名 O. 02 データ名O01 PIC X(1). /* 通信種別 */ 02 データ名O02 PIC X(1). /* プロトコル種別 */ 02 データ名O03 PIC X(1). /* 電文種別 */ 02 データ名O04 PIC X(1). /* API種別 */ 02 データ名O05 PIC S9(9) COMP. /* 出力番号 */ 02 データ名O06 PIC X(32). /* 宛先サービスグループ名 */ 02 データ名O07 PIC X(32). /* 宛先サービス名 */ 02 データ名O08 PIC X(9). /* 論理端末名 */ 02 FILLER PIC X(7). /* 予備 */ 02 データ名O09 PIC 9(9) COMP-X. /* オリジナル中央処理通番 */ 02 データ名O0A PIC S9(9) COMP. /* 送信データサイズ */
- 内容
-
表1‒86 OJヘッダの内容 項番
取得項目
設定する値
1
通信種別
通信種別を設定
'R':リモートプロシジャコール(RPC)
'A':リモートAPI機能(RAP)
'M':MCP
2
プロトコル種別
プロトコル種別を設定
'T':TCP/IP
'U':UDP/IP
3
電文種別
電文種別+送信タイミングを設定
'0':要求電文(即時送信)
'1':要求電文(コミット送信)
'2':要求電文(自プロセス送信)
'3':応答電文(通常)
'4':応答電文(別トランザクションによる送信)
'5':応答電文(ERRTRNRまたはERRTRN3による送信)
'6':代理実行要求電文
'7':代理実行応答電文
'8':非同期一方送信
'9':同期一方送信
4
API種別※1
API種別を設定
'0':CBLEERPC('CALL ')
'1':CBLEERPC('CALLTO ')
'2':CBLEERPC('CMTSND ')
'3':CBLEERPC('CMTSNDTO')
'5':なし
'4':CBLEERPC('R-SEND ')
'6':CBLEEMCP('SEND ')
'7':CBLEEMCP('SENDSYNC')
'8':CBLEEMCP('SENDRECV')
'9':ee_zrc_snd_message()
5
出力番号
トランザクション内でOJ取得要求を行った出力番号
6
宛先サービスグループ名※2
(\0終端あり)
宛先サービスグループ名
7
宛先サービス名※2
(\0終端あり)
宛先サービス名
8
論理端末名※3
(\0終端あり)
出力先の論理端末名
9
オリジナル中央処理通番※4
別トランザクションで応答送信を行った場合の,応答送信を抑止したトランザクションの中央処理通番。上記以外の場合は,0を設定。
10
送信データサイズ
実際に送信したデータ長
- 注※1
-
応答電文の場合は,'4'か'5'を設定します。
- 注※2
-
通信種別が'R'か'A'の場合だけ参照可能です。
- 注※3
-
通信種別が'M'の場合だけ参照可能です。
- 注※4
-
電文種別が'4'の場合だけ参照可能です。