16.7.5 滞留中の処理キューの扱い
トランザクションの強制終了オプションを指定して静止化要求を行い,静止化が正常に完了した場合,静止化対象のサービス(トランザクションレベル)に滞留中のRPC受信による処理キューを破棄します。
破棄対象となる処理キューが応答要の場合はエラー応答を返信します。
ただし,処理キューの破棄はサービス定義「queue_destruction」に「Y」(省略値を含む)を指定した場合だけです。
破棄対象となる処理キューは,静止化完了時前までに受信した処理キューです。
例えば,次の図の場合,静止化完了時刻が10:00の場合,処理キューは「キューA」〜「キューD」が破棄されます。