30.8.5 eebppdefchk
- 機能
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コマンド引数で指定したオフラインバッチ定義ファイルの定義内容をチェックし,対象とする定義でオフラインバッチプロセスが起動できるかどうかを判定します。また,チェックレベルによって,チェックした定義の内容から算定できる範囲でオフラインバッチプロセス起動に必要なメモリ所要量を算出します。チェックレベルをオプションで選択できます。
- 形式
eebppdefchk -t {syntax | detail} オフラインバッチ定義ファイル名
オプション
- -t
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チェックレベルを選択します。
- syntax
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定義シンタックスチェックをします。
定義シンタックスチェックでは定義文のフォーマットチェックや指定値の妥当性チェック,必須指定項目の有無チェックをします。
- detail
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定義詳細チェックをします。
定義詳細チェックでは,指定値間の詳細な論理チェックまで行います。
また,オフラインバッチプロセス稼動に最低限必要なメモリ量の算定をします。ここで算定したメモリサイズはオフラインバッチプロセスが稼働する上で必要な領域サイズに,共用ワーク領域分のメモリサイズを上積みした値です。
- オフラインバッチ定義ファイル名 〜〈パス名〉
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チェック対象となるオフラインバッチ定義ファイル名を指定します。
1,023文字以内で指定してください。
- 出力形式
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チェック結果は,標準出力にメッセージとして出力します。ここで出力されるメッセージはオフラインバッチプロセス初期化中の定義チェック処理で出力されるメッセージと同一です。これらのメッセージの対策に「オフラインバッチプロセスを再起動してください」とあるものに関しては「定義事前チェックコマンドを再実行してください」と読み替えてください。
- 出力メッセージ
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メッセージID
内容
出力先
KFSB91854-I
定義チェック処理を終了します。
標準出力
KFSB91855-I
定義チェック処理を開始します。
標準出力
KFSB91856-I
定義チェック処理を終了します。
標準出力
KFSB91858-I
ヘルプメッセージ
標準出力
KFSB91801-E
コマンドの形式が不正です。
標準エラー出力
KFSB91802-E
フラグ引数が不正です。
標準エラー出力
KFSB91804-E
コマンドの実行環境が不正です。
標準エラー出力
KFSB91805-E
内部矛盾が発生しました。
標準エラー出力
KFSB91806-E
領域の確保に失敗しました。
標準エラー出力
KFSB95506-I
オペランド設定値を環境変数値で置き換えます。
標準出力
- 注意事項
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定義シンタックスチェックをする場合は,定義ファイルのほかに次の環境が必要です。
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オフラインバッチ実行環境
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環境変数LD_LIBRARY_PATH,EEBPPDIRの設定
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定義詳細チェックをする場合は,定義ファイルのほかに次の環境が必要です。
・オフラインバッチ実行環境
・環境変数LD_LIBRARY_PATH,EEBPPDIRの設定
・オフラインバッチ定義のmax_mem_sizeで指定したサイズの空メモリ
・UAPライブラリ
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本コマンドでは,次の環境変数を設定している場合,定義ファイル設定値ではなく環境変数の値を参照します。運用時にこれらの環境変数を使用しない場合は,環境変数が未設定の状態で本コマンドを実行してください。
・EEBPPMODULEDIR
・EEBPPBSENTPTR
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定義詳細チェックではmax_mem_sizeに指定した分のメモリを実際に使用します。実行環境がmax_mem_size分のメモリを確保できない環境設定になっている場合は,ulimitコマンドを用いてリソースの使用制限を変更してください。
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本番環境では定義詳細チェックで得られたメモリ算定量以上の値をmax_mem_sizeに指定してください。
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本コマンドでは,次のシステム構成物との整合性チェックをしません。
・UAP共用ライブラリ(シンボル解決だけ)
・DBのテーブル構成
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