26.7.2 一時休止状態からの回復
OBMは,続行不能な障害が発生すると一時休止状態となります(OBMが一時休止状態となるとKFSB55707-Eメッセージを出力し,以後一時休止状態のOBMがなくなるまでobm_suspendmsg_intervalに指定した間隔でKFSB45713-Wを出力します)。一時休止状態となる障害の要因と回復方法を次の表に示します。一時休止状態となる要因は,eeobmstatlsコマンドで確認できます。
項番 |
障害要因(eeobmstatlsが出力する障害要因) |
OpenTP1管理者の処置 |
システムの動作 |
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1 |
RM障害によるOBMの状態更新失敗(R) |
次のメッセージを参照して障害の原因を取り除く。
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obm_suspend_monitor_intervalに指定した間隔でRMに接続できるか確認します。接続できた場合は,一時休止から回復してOBMの状態更新をリトライします。 |
2 |
クローズトランザクションを起動しようとしたがBCSがない(S) |
BCSのTP1/EEを起動する。 |
obm_suspend_monitor_intervalに指定した間隔でBCSとのネゴシエーションが完了したか確認します。ネゴシエーションが完了したBCSがある場合は,一時休止から回復してクローズトランザクションの起動をリトライします。 |