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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


26.6.2 コマンド形式一覧

コマンド形式定義の一覧を次の表に示します。

表26‒3 コマンド形式定義一覧

定義

コマンド名

オプション

オペランド

内容

指定値

OBM構成定義の開始

obminit

-p

lotpool

実行用ロットプール数

符号なし整数

(1〜100,000)

maxobmstart

同時に実行するOBM数の最大数

符号なし整数

(1〜255)《100》

-u

skip

OBMスキップデータUOC使用有無

Y|N《N》

OBM定義の開始

obmstart

-n

obmdefコマンドでリソースマネジャ名を省略した場合の省略値

1〜31文字の英数字

-i

obmdefコマンドでリソースマネジャ拡張子を省略した場合の省略値

1〜2文字の識別子

-c

key1

obmdefコマンドでバッチデータ表のキー1の列名を省略した場合の省略値

1〜8文字の英大識別子

《KEY1》

key2

obmdefコマンドでバッチデータ表のキー2の列名を省略した場合の省略値

1〜8文字の英大識別子

《KEY2》

key3

obmdefコマンドでバッチデータ表のキー3の列名を省略した場合の省略値

1〜8文字の英大識別子

《KEY3》

seqnum

obmdefコマンドでバッチデータ表の一連通番列の列名を省略した場合の省略値

1〜8文字の英大識別子

《SEQNUM》

data

obmdefコマンドでバッチデータ表のデータ列の列名を省略した場合の省略値

1〜8文字の英大識別子

《BDATA》

file_no

OBM実行結果ファイルのOBMごとの作成数

符号なし整数

(1〜100)《2》

-e

rollback

OBMノーマルトランザクションをAPIによってrollback,またはスレッドダウンした場合のリトライ回数の上限。ただし,リトライモードのrollbackAPIの回数は対象外。

符号なし整数

(0〜10)《0》

err

OBMノーマルトランザクションが異常終了した場合のリトライ回数の上限。ただし,rollbackAPIによる回数は対象外。

符号なし整数

(0〜10)《0》

start_err

OBMの開始処理を行うトランザクション(OBM開始/再開始UOCを起動するトランザクション)が異常終了した場合のリトライ回数の上限

符号なし整数

(0〜10)《0》

open_err

オープントランザクションが異常終了した場合のリトライ回数の上限。ただし,リトライモードのrollbackAPIの回数は対象外。

符号なし整数

(0〜10)《0》

close_err

クローズトランザクションが異常終了した場合のリトライ回数の上限。ただし,リトライモードのrollbackAPIの回数は対象外。

符号なし整数

(0〜10)《5》

end_err

OBMの終了処理を行うトランザクション(OBM終了/停止UOCを起動するトランザクション)が異常終了した場合のリトライ回数の上限

符号なし整数

(0〜10)《5》

-d

err

バッチデータの入力トランザクションでSQLエラーが発生した場合のリトライ回数

符号なし整数

(0〜10)《0》

-t

close_no_bcs

クローズトランザクションを起動可能なBCSがない場合の動作

{suspend|bcm}《suspend》

-b

rec_num

レコード数

〜〈符号なし整数〉

((1〜30,000))《100》

max_block_len

最大ブロック長

〜〈符号なし整数〉

((32〜8,192))《200》

OBM定義

obmdef

-o

OBM名

1〜8文字の識別子

-k

type

OBMの形態

event|data

que

OBMのトランザクションを登録する処理キュー

1|2

《1》

trnlevel_uoc_use

OBMのトランザクションレベルを決定するOBMのトランザクションレベル名判定UOCを使用する。

Y

-t

norm

OBMノーマルトランザクションを実行するOBMサービス名

1〜31文字の識別子

service_uoc_use

ノーマルトランザクション名決定UOCを使用する。

Y

open

OBMオープントランザクションを実行するOBMサービス名

1〜31文字の識別子

close

OBMクローズトランザクションを実行するOBMサービス名

1〜31文字の識別子

add_parallel_num

同時実行ロット数自動増加の上限

符号なし整数

(0〜6)《0》

trail

トレイラレコードをバッチデータとしてのノーマルトランンザクション起動有無

Y|N

《N》

-l

lotname

使用するロット定義のロット名

1〜8文字の英数字

-e

retry_rollback

OBMノーマルトランザクションがリトライモードのrollbackAPIによるリトライ回数の上限に達したときの動作

stop|skip

《stop》

rollback

OBMノーマルトランザクションがAPIによってrollback,またはスレッドダウンした場合のリトライ回数の上限に達したときの動作

stop|skip

《stop》

err

OBMノーマルトランザクションが異常終了した場合のリトライ回数の上限に達したときの動作

stop|skip

《stop》

-d

tablename

バッチデータのテーブル名

1〜28文字の英大識別子

header

ヘッダレコードの有無

Y|N

《N》

trail_location

トレイラレコードのロケーション

符号なし整数

(0〜31,999)《トレーラレコードなし》

trail_code

トレイラレコードの文字

1文字の英数字

《T》

-n

バッチデータを格納したデータベースのリソースマネジャ名

1〜31文字の英数字

《obmstartの-nオプション設定値》

-i

バッチデータを格納したデータベースのリソースマネジャ拡張子

1〜2文字の識別子

《obmstartの-iオプション設定値》

-b

rec_num

レコード数

〜〈符号なし整数〉

((1〜30,000))《obmstartの-bオプションrec_numオペランド設定値》

max_block_len

最大ブロック長

〜〈符号なし整数〉

((32〜8,192))《obmstartの-bオプションmax_block_lenオペランド設定値》

-c

key1

バッチデータ表のキー1の列名

1〜8文字の英大識別子

《obmstartの-cオプションkey1オペランド設定値》

key2

バッチデータ表のキー2の列名

1〜8文字の英大識別子

《obmstartの-cオプションkey2オペランド設定値》

key3

バッチデータ表のキー3の列名

1〜8文字の英大識別子

《obmstartの-cオプションkey3オペランド設定値》

seqnum

obmdefコマンドでバッチデータ表の一連通番列の列名

1〜8文字の英大識別子

《obmstartの-cオプションseqnumオペランド》

data

obmdefコマンドでバッチデータ表のデータ列の列名

1〜8文字の英大識別子

《obmstartの-cオプションdataオペランド》

OBM定義の終了

obmend

OBM定義の終了

ロット定義の開始

lotstart

ロット定義の開始

ロット構成の定義

lotentry

-l

ロット階層数

{1|2|3}

-k

key1_size

バッチデータのキー1のサイズ

符号なし整数(0〜8)《0》

key2_size

バッチデータのキー2のサイズ

符号なし整数(0〜8)《0》

key3_size

バッチデータのキー3のサイズ

符号なし整数(0〜8)《0》

ロット定義

lotdef

-l

level

ロット階層

{1|2|3}

lotname

ロット名

1〜8文字の英数字

-s

scd

下位ロットのスケジュール方式

serial|prior

《prior》

parallel_num

下位ロットの同時実行数

符号なし整数(1〜255)

《1》

fixed

同時実行数の変更可否

Y|N

《Y》

-r

node_id

OBMトランザクションを実行するBCSを括り付ける場合のTP1/SBノード識別子

4文字の識別子

《NULL文字列》

-k

hex1

バッチデータのキー1(16進数)

2〜16桁の16進数

hex2

バッチデータのキー2(16進数)

2〜16桁の16進数

hex3

バッチデータのキー3(16進数)

2〜16桁の16進数

ロット定義の終了

lotend

ロット定義の終了

OBM構成定義の終了

obmfinal

OBM構成定義の終了

(凡例)

−:該当しません