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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


21.5 ファイルフォーマット

ユーザメモリダンプファイル,メモリDUMPファイルに出力するユーザメモリ領域は,1メモリ領域ごとにヘッダ情報を付加して,ファイルに出力します。

1メモリ領域分のファイルフォーマットを次の表に示します。

表21‒1 メモリ領域分のファイルフォーマット

項番

オフセット

サイズ

内容

備考

1

0

12

アイキャッチャ

"**USRDMPxxxx"

\0終端なしの文字列型式。xxxxは次の値を示す0001〜9999の文字列。

  • 即時出力の場合はトランザクション内の即時出力関数発行回数。値が9999を超える場合は0001から採番し直します。

  • メモリDUMPファイル出力の場合は,設定したメモリ領域の順番。

    eetrbtbldumpコマンドの-eオプションで指定します。

    同一トランザクション内での即時出力関数発行回数が10,000以上の領域はeetrbtbldumpコマンドで参照できないため,バイナリエディタなどで参照してください。

2

12

4

0xffffffff固定

3

16

8

APIで指定したメモリ領域の出力サイズ(n)+ヘッダ情報サイズ(32)

ホストバイトオーダ

4

24

8

メモリ領域の先頭アドレス値

ホストバイトオーダ

5

32

n

メモリ領域

(凡例)

−:該当しない