Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


19.9 module_dirとstatic_module_dirに格納するライブラリ

ライブラリの参照可能範囲についての概要を次の図に示します。

図19‒11 ライブラリの参照可能範囲の概要図

[図データ]

module_dirのライブラリからstatic_module_dirのライブラリを参照することは可能ですが,static_module_dirからmodule_dirのライブラリを参照することはできません。

これは,UOCが起動したときに入れ替え中のライブラリを参照してしまうおそれがあるためです。そのためUOCから呼び出される可能性のあるライブラリはすべてstatic_module_dirに格納しなければなりません。