16.7.1 静止化処理時の各トランザクションおよびUOCの動作
静止化処理での各トランザクションの動作を次に示します。
- 〈この項の構成〉
(1) トランザクション静止化と受信処理の関係
トランザクションの静止化中も受信処理は継続されるので,電文の受信があった場合はそのまま処理キューに登録します。
(2) UOC(ユーザオウンコーディング)
トランザクションの静止化中でも受信処理は継続されるため次のUOCは起動します。
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トランザクションレベル名判定UOC
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入力セグメント判定UOC(MCP)
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入力メッセージ編集UOC(MCP)
(3) トランザクションの静止化と処理キュー滞留監視との関係
トランザクション静止化中は処理キュー滞留監視対象外とします。
(4) 静止化処理中に起動するトランザクション
静止化処理中に起動するトランザクションを次に示します。
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ERRTRN3
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ERRTRNR
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UTトランザクション(ERRTRN3後)
これらのトランザクションが終了したあとに静止化状態となります。
上記以外のトランザクションは静止化解除後に起動します。