16.6 コマンド実行時のタイマ監視
タイマ監視についての概要を次の図に示します。
次の3か所でタイマ監視します。
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監視時間T1:指示サーバへの電文を送信してから応答を受信するまでの時間
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監視時間T2:実行サーバに指示を送信してから応答を受信するまでの時間
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監視時間T3:実行サーバでの処理時間
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静止化時の監視時間T3:
サービス処理キュー引き出し禁止化から実行中トランザクション終了までの時間
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静止化解除時の監視時間T3:
監視時間T3の監視を行いません。
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コマンドでは,監視時間T3を指定します。
監視時間T2は,通信時間など,他処理を含めた時間5秒をT3に加算した時間となります。監視時間T1はT2にさらに15秒加えた時間となります。
自ノード実行時の監視時間T1はT3に5秒加えた時間となります。自ノード実行時はコマンドを受け付けたサーバが実行サーバとなり,実行サーバで監視時間T3の時間を監視します。