13.5 リトライ回数
リトライロールバックAPIの発行上限回数(リトライ回数)は次の2つの定義で指定します。
-
システム全体
trn_max_retry_count = ((0〜255))《3》
-
サービス単位
service_attr -v サービス名 -r リトライ回数((0〜255))
該当サービスのリトライロールバックで,trn_max_retry_countとservice_attr -rの両方の指定値が存在する場合,service_attr -rのリトライロールバック回数を優先します。service_attr -rの指定値が存在しない場合はtrn_max_retry_countの回数が上限回数となります。
trn_max_retry_countとservice_attr -rの指定値の関係を次の表に示します。
全体 |
サービス単位 |
||
---|---|---|---|
= 0 |
>= 1 |
省略 |
|
= 0 |
リトライしません。 |
service_attr -rの指定があるサービスは,その指定値でリトライします。 サービス単位指定のないサービスはリトライしません。 |
リトライしません。 |
>= 1 (省略含む) |
service_attr -rで0を指定したサービスはリトライしません。 サービス単位指定のないサービスはtrn_max_retry_countの指定値でリトライします。 |
service_attr -rの指定があるサービスは,その指定値でリトライします。 サービス単位指定のないサービスはtrn_max_retry_countの指定値でリトライします。 |
全サービスでtrn_max_retry_countの指定値でリトライします。 |