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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


13.2 処理の流れ

UAPでリトライロールバックAPI(ee_trn_retry_rollback())を発行すると,当該トランザクションをロールバックします。thkindにEETRN_ABRTが指定され,trn_max_retry_countまたはservice_attr -rで指定したリトライ回数を超過した場合,メモリダンプファイルとCOBOL異常終了時要約リストを出力します。また,リトライロールバック前処理UOC使用時は次に示すリターン値によって,トランザクションを再実行するかどうかが異なります。

処理の流れを次の図に示します。

図13‒1 リトライロールバックの流れ

[図データ]