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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


11.4 タイマ取り消し

即時登録またはcommit同期登録した永続タイマの取り消し要求が可能です。

取り消す対象は,タイマ登録時に指定したリクエスト識別子をキーに取り消すことができます。

ただし,同一のリクエスト識別子で複数のタイマを登録した場合は次のタイマを取り消します。

即時登録型のタイマまたはcommit同期登録型(commit後)のタイマは,タイマを登録したTP1/EE以外のタイマ登録EEから取り消すことが可能です。commit同期登録型(commit前)のタイマを同期点前に取り消す場合は,タイマを登録したTP1/EEの同一トランザクション内だけで取り消し可能です。

タイマ取り消し要求を行ったタイマがすでに起動時刻に達している場合,取り消しは不可です。

起動監視待ちのタイマの取り消し方法として,次の方法があります。

〈この節の構成〉