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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Financial Service Platform 使用の手引


11.2 システム構成

ユーザタイマの永続化は,ユーザタイマをデータベース上に登録して管理することで実現します。本機能使用時のシステム構成を次の図に示します。

図11‒1 タイマ永続化使用時のシステム構成

[図データ]

すべてのTP1/EEはネームサービスを使用し,同一のグローバルドメインに属していることを前提とします。また,タイマを登録するTP1/EEと同一のサービスグループに属するTP1/EEは,同じタイマデータ表を定義してください(timpermdef定義の-tオペランドで指定)。

ユーザタイマの永続化機能を使用するすべてのTP1/EEのマシン時刻は,すべて同じ時刻に合わせてください。マシン時刻が異なる場合,起動時刻の誤差となります。