8.3.1 UAPの障害
UAPに障害が発生しデータ抽出ユティリティが異常終了した場合の対処方法を説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 対処方法
次の手順で対処してください。
(a) 障害からの回復
UAPを見直し，データ抽出ユティリティが異常終了した原因を取り除いてください。
(b) データ抽出ユティリティの再実行
データ抽出ユティリティを再実行します。
(2) 対処後のデータ抽出ユティリティの動作
障害の発生個所を次の図に，障害発生個所による次回のデータ抽出ユティリティの動作を次の表に示します。ただし，次回のデータ抽出ユティリティを強制実行した場合，常に次回実行時に指定する範囲で入力を開始します。なお，次の表の項番は図中の障害発生個所に対応しています。
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![[図データ]](GRAPHICS/ZU082100.GIF)
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項番 |
障害発生個所 |
次回実行時の動作 |
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1. |
INIT要求前 |
PJ管理表に再開情報がない場合： 次回実行時に指定する範囲で入力を開始します。 PJ管理表に再開情報がある場合： 今回と同じ位置（退避されている再開位置）から入力を開始します。 |
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2. |
INIT要求処理中 |
1.と同様。 |
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3. |
INIT要求正常終了〜次の要求前 |
1.と同様。 |
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4. |
GET要求 処理中 |
再開情報の引き継ぎ前（引き継ぎを行わない場合も含む） |
PJ管理表に再開情報がない場合： 次回実行時に指定する範囲で入力を開始します。 次回実行時に今回と重複する範囲を指定した場合，今回入力したUAP履歴情報を再度入力します。 PJ管理表に前回退避した再開情報がある場合： 今回と同じ位置から入力を開始します。 今回入力したUAP履歴情報を再度入力します。 PJ管理表に今回退避した再開情報がある場合： 今回退避した再開位置から入力を開始します。 今回の再開情報の引き継ぎ以降に入力したUAP履歴情報を再度入力します。 |
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5. |
再開情報の引き継ぎ後 |
今回退避した再開位置から入力を開始します。 このGET要求で入力しようとしたUAP履歴情報を入力します。 |
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6. |
GET要求正常終了〜次の要求前 |
4.と同様。 |
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7. |
TERM要求 処理中 |
再開情報の引き継ぎまたはPJ管理表とPJ突き合わせ表の初期化前（引き継ぎまたは初期化しない場合も含む） |
4.と同様。 |
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8. |
再開情報の引き継ぎ後 |
今回退避した再開位置から入力を開始します。 今回入力したUAP履歴情報は再度入力しません。 |
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9. |
PJ管理表とPJ突き合わせ表の初期化後 |
次回実行時に指定する範囲で入力を開始します。 次回実行時に今回と重複する範囲を指定した場合，今回入力したUAP履歴情報を再度入力します。 |
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10. |
TERM要求正常終了後 |
TERM要求で再開情報の引き継ぎおよびPJ管理表とPJ突き合わせ表の初期化を行わなかった場合： 7.と同様。 TERM要求で再開情報の引き継ぎを行った場合： 8.と同様。 TERM要求でPJ管理表とPJ突き合わせ表の初期化を行った場合： 9.と同様。 |
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