7.5.6 引き継ぎ情報領域
- 〈この項の構成〉
(1) 引き継ぎ情報の設定
(a) 反映先指定UOCでの設定
反映先指定UOCでは1トランザクション分UJごとに,ユーザ引き継ぎエリアに任意の情報を設定可能です。1トランザクション分UJの反映処理が完了した場合,制御情報ファイルのPJUPITVLオペランドに従って,ユーザ引き継ぎエリアの情報を引き継ぎ情報としてPJ管理表に書き込みます。
(b) 呼び出し種別(EN:終了)の開始終了UOCでの設定
呼び出し種別(EN:終了)の開始終了UOCでは,ユーザ引き継ぎエリアに任意の情報を設定可能です。開始終了UOCのユーザ引き継ぎエリアには,最後にPJ管理表に更新した引き継ぎ情報が設定されています。引き継ぎ情報を変更不要ならばそのままに,引き継ぐ情報を変更したい場合はユーザ引き継ぎエリアに情報を設定し直してください。UOCリターン後,ユーザ引き継ぎエリアの情報を書き込みます。
(2) 引き継ぎ情報の受け渡し
データ連携支援が再開始の場合,呼び出し種別(EN:開始)の開始終了UOC呼び出し時はPJ管理表から抽出した引き継ぎ情報を渡します。