7.4.1 ユーザデータ(UJ)の入力
(1) 取得用履歴情報表からの入力
EEFDPARMパラメタのCONTROL文のTBLTYPEオペランドでONLINEを指定した場合,オンラインで使用した履歴情報表からユーザデータ(UJ)を抽出します。現用の履歴情報表も抽出対象です。
(2) リロード用履歴情報表からの入力
EEFDPARMパラメタのCONTROL文のTBLTYPEオペランドでRELOADを指定した場合,運用によってオンラインで使用した履歴情報表からアンロード/リロードした履歴情報表のユーザデータ(UJ)を抽出します。原則として,データ連携支援の障害時の回復手段として用います。
(3) 反映先指定UOCへのユーザデータ(UJ)引き渡し
データ連携支援は,履歴情報表からブロック単位(行単位)にユーザデータ(UJ)を抽出し,最終レコード印(PJ)が付いたブロックを抽出したときに,1トランザクション分をまとめて反映先指定UOCに引き渡します。
履歴情報表からユーザデータ(UJ)を抽出し,反映先指定UOCに引き渡す例を次に示します。
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データ通番101からデータ通番104までのUJを順次抽出します。
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データ通番104のUJにPJが付加されているため,反映先指定UOCにトランザクションTRN_2のUJを引き渡します。
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データ通番105のUJを抽出します。
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データ通番105のUJにPJが付加されているため,反映先指定UOCにトランザクションTRN_3のUJを引き渡します。
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データ通番106のUJを抽出します。
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データ通番106のUJにPJが付加されているため,反映先指定UOCにトランザクションTRN_1のUJを引き渡します。
図7‒16 反映先指定UOCへのユーザデータ(UJ)引き渡し