3.23.2 概要
UAP履歴情報の強制書き込み機能は,使用済みとなった履歴情報表に,強制的にUAP履歴情報を書き込むことができる機能です。
UAP履歴情報の強制書き込み機能を使用するかどうかは,eeaphswap(-cオプション指定)コマンドで指定します。
UAP履歴情報を書き込む前にデータ連携支援が終了(中断/強制停止含む)していることが前提となります。
次に,UAP履歴情報取得機能との差異について説明します。
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サポート範囲
UAP履歴情報を取得できるのは,UAP履歴情報強制取得API(ee_trn_uap_fput/CBLEETRN('UAPFPUT'))だけです。
取得できる履歴情報種別は,ユーザデータ(UJ)だけです。
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UAP履歴情報の一括書き込み機能
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データ抽出による追い抜き後のUAP履歴情報の一括書き込み
UAP履歴情報の一括書き込み時,データ抽出による追い抜き有無を確認しません。
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データ連携支援への情報引き継ぎ
同一トランザクション内でUAP履歴情報強制取得APIが最後に設定したデータ連携支援引き継ぎ情報を,データ連携支援に引き継げます。
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取得先ID振り分け機能
対応していません。
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UAP履歴情報メモリ通番機能
対応していません。
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取得先ID変更機能
対応していません。
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履歴情報表の横分割機能
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UAP履歴情報の書き込み先の決定
通番採番方法はtype1となります。
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