3.13 データ連携支援への情報引き継ぎ
データ連携支援への情報の引き継ぎとは,ユーザがシステム内で一意に管理している最新の情報を,UAP履歴情報でデータ連携支援(反映先指定UOC)に引き継ぐ機能です。
データ連携支援引き継ぎ情報設定APIが設定したデータ連携支援引き継ぎ情報を同期点取得のタイミングでUAP履歴情報に反映し,データ連携支援に引き継げます。
なお,データ連携支援引き継ぎ情報はリラン回復対象外です。
UAP履歴情報取得中にデータ連携支援引き継ぎ情報設定APIを発行したときの流れを次の図に示します。
この状態でデータ連携支援を実行した場合,反映先指定UOCにはデータ連携支援引き継ぎ情報として,トランザクション内の最新の情報である「A-2」が渡されます。