Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(Solaris®用)
ボリューム管理ソフトウェアを使用しない場合,ファイルシステムがHDLMデバイスを直接使用します。
ここでは,HDLMデバイスの論理デバイスファイル名を指定して,HDLM管理対象のデバイスをUFSファイルシステムとしてマウントする手順を説明します。HDLMデバイスをZFSファイルシステムとして使用する場合も,ZFSのコマンドでHDLMの論理デバイスファイル名を指定することでZFSファイルシステムを構築できます。
HDLMをインストールする前にエクスポートしたZFSファイルシステムを,HDLMをインストールしたあとにインポートして使用できます。
- HDLMデバイスを使用してファイルシステムを作成します。
すでにファイルシステムを作成してある場合,手順2に進んでください。
ファイルシステムを作成するために実行するコマンドの例を,次に示します。# newfs /dev/rdsk/c2t7d16s0- ファイルシステムをマウントするディレクトリを作成します。コマンドの実行例を次に示します。
# mkdir マウントポイント- ファイルシステムをマウントします。実行するコマンドの例を次に示します。
# mount -F ufs /dev/dsk/c2t7d16s0 マウントポイント- 自動的にマウントするように設定します。
ホストの起動時に,HDLM管理対象のデバイスを自動的にマウントする場合, /etc/vfstabファイルを編集します。
次に示すコマンドを実行して現在の設定を出力します。# mount -pコマンドの出力例を次に示します。
出力された設定を参考にして,/etc/vfstabファイルを編集します。網掛けの部分が,/etc/vfstabファイルでの設定対象です。
/etc/vfstabファイルの編集例を次に示します。
網掛けの部分を追加してください。
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